赤坂の本屋で長井秀和に会った。 ああっと思った。いる、と思った。あまりにどきどきするので、早く本屋を出て行って欲しいくらいだった。 ねぐせだらけだった。 そおっと、後ろ側にまわって、立ち読みをした。 ちらり、と見ると、彼の持っている手提げの中には資料のような紙がどっさり入っている。あと、たくさん書き込みされたノート。ネタ帳だろうか? 彼が立ち読みしている雑誌は「Ray」(女性ファッション誌)だった。 ああ、生きていればこんな良いこともあるんだ、と思った。 次は、今、一日に5回くらい思い出している上田晋也に会いたい。
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