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ヘアカット100
2002年08月05日(月)

夏に髪が長いという現実に不慣れだ。

ここ何年か、いつも冬は伸ばしているのに、夏になると意味不明なくらい短くしていた。伸びるのが速いのですぐ伸びちゃうけど。髪伸びるのが速い人はエッチなんだよって、ああ、そうですか。

なぜか今年は長いままでいる。

春にパーマかけてばかみたいなふわふわを、この前ストレートパーマでふわふわをやめさせた。

5月くらいに美容院に行って以来髪は切ってないのだが、その美容院は妙だった。
せっかく表参道に通ってるのだから、表参道の美容院に行ってやろう、と、ネットで探して、期間限定で半額でしてるところを見つけて赴いた。
妙だと思ったのは、まずタメ口なこと。
「前髪短くして下さい」
「いいよ」
って感じだ。
それになんか、見かけも話し方もホストみたいなんだよ。
どうでもいいことずうっと喋ってるの。服とか顔とか誉めてくれて、リラックスした時間を過ごしてもらおうとかってサービスなのかもしれないけど、
私はまず、知らない人に髪を触られるだけでもちょっと苦手なのに、
べつに話かけてくれなくていいのに、って思うよ。
ちゃんとした技術職の自覚持ってまじめに切ってくれたら十分だよ。
それで、名刺もらったけど、名前しかないんだよね。
忘れちゃったけど、「礼治」みたいな感じだ。
なんか、へんじゃない?普通なのかな?

それにさ、
「あんまり女の子っぽいありがちな感じじゃなくて、元気な感じで」
って頼んだのに(まあ、そのオーダーもどうかと思うけど)、
その頃の私を見た人は知ってると思うけど、すごく女の子っぽくなっちゃった。
ふわふわに。

それで、夏になったら、学校の近くにある妙な看板(へんなおじさんの写真の看板で一見、美容院とはわからない)で根こそぎ切ってやろう、と思ってたのだけど、
やっぱりやめて、長いままで夏を過ごすことにした。

いつも、夏は「勝手にしやがれ」のジーン・セバーグくらいにしてやろうと思ってるのだけど、そこまで出来ない。
似合わない、とは思いつつ、すごくさっぱりした髪型にいつかしてやりたい。

坊主とかね






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