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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

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泣けばいいのに
2002年05月15日(水)

最近、骨太に憧れる。最近、骨太に憧れる。ああ、二回書いた。

「説明できないこと」イコール「無い」というわけではないということがわかった。

例えば、私は今まで、過去って1秒前のことでさえ誰にも証明出来ないらしいから、無い、ということじゃないのかな、と思ってた。
思い出は食い違うし、過去は後から修正可能のように思えた。
でもあるのかも。決定的に過去はあるのかも。
というのは、「無い」ということも証明出来ないから。

説明できるできない、証明できるできない、というのは、存在の根幹に関わることではないのかも。

ソフトの部分には重要なことだけど、ハードの部分には関係ない、ということか?

私は人間だから、ソフトが全て。認識が全て。だけども、認識出来ないからって、在るとも無いとも言えないのだろう。

例えば、説明できない気持ちは、「無い」ってことになるのかって、そんなことはない。
ちゃんとあるでしょう?

説明なんて古臭い技法は使わないで、伝える方法がないのかなって思う。

泣けばいいんじゃないかな。




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