Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2022年07月27日(水) 福島恵一:耳の枠はずし「声だけが連れていってくれる場所 ―― 浮(ぶい)ライヴ・レヴュー




連休二日目、スマホのぶるぶるで目がさめる、ほそださんからライン、



福島恵一:耳の枠はずし
「声だけが連れていってくれる場所 ―― 浮(ぶい)ライヴ・レヴュー  The Place Only Voice Can Take Us To ―― Live Review of Female SSW "Buoy " (Misa Yoneyama)」
http://miminowakuhazushi.blog.fc2.com/blog-entry-483.html


おおお、ぎゅっと掴みますねー、インカス社から出た『フィールド・レコーディングの現場から』、なに言ってるん、カンパニー社から出た『フィールド・レコーディングの現場から』、

これを読んで、さー、“ここ10年の声と楽器以外のへんな音への敏感はぜんぶフィーレコ感覚よねー、米津玄師もー”などとZ世代感覚の潮流読みをしていた、それは Jorge Rossy と John Scofield シンスイングジャーナル悦びまで拡張させたいとまで思うような、わたしの思い込みに大きな石を投げ入れて津波のような波紋を、そうか録音行為はインプロヴィゼーションなのか、中動態といった意識か、録音物を何度も聴きなおすたびに表情を変えて立ち現れる気付きとか、(なんか録音行為と恋愛行為を重ねてしまう音楽の女神とか)、

夜中の3時頃にひととおり読み終えて本を閉じようとしたとき、に、指がページの紙をこする音が六畳間の暗がりに響いて耳が感応したり、ただの表紙画像と思っていた複雑な形態の写真が立体的に奥行きのある空間に目の焦点が合わない眩暈のような視界に見えたり!、して、

それぞれのディスクに添えられたテキスト、これは聴きたい、も一度聴きたい、熱病、


ブログが更新されてます!一報、なにそれ、浮 Buoy、って?、Soundcloud 直行便、おー、むかしヤングジョッキーで渋谷陽一のDJでカセットプレーヤー録音ボタン押していた気持ちがよみがえるなり、そんなこと、起こるか!、

“たとえばジョン・ケージが合衆国建国二百年祭に際して委嘱を受け作曲した「44 Harmonies From Apartment House 1776」は、この国の音楽の主要な源泉として、セイクリッド・ハープ(の基となった作曲音楽)、ネイティヴ・アメリカンの儀式音楽、黒人霊歌、ジューイッシュによるセファルディ音楽の四つを選び出し、これらの組合せによりかたちづくられている。”

なんなの、それ!、聴かせてくれ、世界!、


わたしの本業は編集カセット作成ライナーノーツ書きなので、とても福島恵一のテキストに追いつけることはできないが、同じ日に池間由布子を思考していたというささいな一点で彗星が交差したような気持ちに、

別冊 ele-king 『カン大全 – 永遠の未来派』2020 に収録、
「ユーロ・フリー・ジャズの勃興 独自「武装」による非米国化を目指した者たち」福島恵一
この論文にはおののくぜ、そうだったのか、そうなのか、なんでそんなこと知っているのだ福島恵一、ECMファンのみんなこれ読んだか?、アイヒャーがECM創立前にブロッツマンのグループを録っていた光景も納得だよな、この本によってCANに入門することになったわたしはヤキ・リーベツァイトの叩きばかり聴いているぞ、






おひるごはん食べよう、



夢、キャスター付きの椅子が乱雑に置かれている事務所のフローリングされた通路を、ワンボックスカーが後ろ向きに自動運転で進んでゆく、運転席のおれ、後ろに目をやりながら、やることないじゃんと思っている、器用なもんだねー自動運転、乗り心地最高、BMWセールスマンがアプリをダウンロードしてくれた、後部座席の秘書女子がボーイフレンドAに最近のダンナの行状調査を質している、わたしには同居している7さいと3か月の扶養家族がいるのでそれが節税と交付金のいわば財産になっているのよと話しかけている、わたしはボーイフレンドBの役回りのようだ、

スーパーとか銀行を臨店して設備のチェックをしてまわる女子に付き合わされている、スレンダーすぎるぴょんぴょん跳ねながらせがむこ、おれもう帰るよと言うと待ってよ待ってよと身体をくっつけてくる、たまらん坂スタジオ、時間かかるけどこんなだったな、女性サイドが優位になり捕食される恐怖に、あ、忘れ物と発語して逃げる、

代ゼミの120人教室に音楽ファンが集まっている、ななめ前に船長が背広姿で座っている、教壇に出て行って模造紙に東京新聞秋田版を拡大コピーした記事を磁石止めする、東京新聞って右なの左なの真ん中なの?わからないですね、とテキトーなアナウンスだけして席に戻っている、講義が終わり希望者はこのあと食事に行きましょうと言われている、キュートで小柄なおばさんが近づいてきて一緒にごはん食べたかったのよーと連れて行かれる、薄い紙でできたサイコロを転がしてマックと出た、おれはマックなんてやだと言う、じゃあここ、指されたのは行列のラーメン屋で一杯4000円の表示、ここもやだようと首をねじったらスマホのぶるぶるで目がさめた、






Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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