Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2021年02月03日(水) このときゲイリー・ピーコックは29さい




アイラーというとすなわちスピリチュアルユニティであって、このときゲイリー・ピーコックは19さいになったばかりなんだぜ、間違えた、1935年生まれ1964年録音、29さいだ!、


アイヒャーが録音する道に入ったこころざしはスピリチュアルユニティを良い音で録りたいというものだったらしく、Jazz by Post以前にブロッツマンらを手掛けていた復刻が20年前に出たよな、


アイヒャーがキースとノルウェーで観たのは、アイラーのような演奏をするガルバレクカルテットだった、そこで彼らを見初めた、ECMのコアになる、


ていうことは、ヨンクリステンセンのあのドラミングの種子はサニーマレイだった、これは単なる直感、


アイヒャーがキースに初契約オファーをかけた提案のひとつはゲイリーとデジョネットととのトリオ、70年にすでにのちのスタンダーズを提案している、アイヒャーにとってポールブレイとゲイリーは特別な存在、ジュフリーとアイラーというふたつの水脈もしくは父の名、母の名、


ECMは、そのレーベルカラーの確立以前の初期30枚にポストフリーの萌芽のカタログが宝富士であることだが、その前史にスピリチュアルユニティの存在は魂の奥底にあるラジウムのようだったこと、


サニーズタイムナウ、が好きだな、おれは、


クリクリ聴き者としては、ゴースツ、トゥルースイズマーチングイン、それからボックスのコルトレーン葬儀での同曲、3トラック、それしか聴かないな、サマータイムはピアノがね、ニューグラスはイカモノ、


ゲイリーは何枚もいいものはない、プーさんモチアンとのテザートムーン、こないだ4CD復刻されたグレイト3、銀界、だけか、スタンダーズの成功もゲイリーあればこそ、そのスタンダーズ楽旅で摩耗させられていった後半生だったと思う、スタンダーズはウィスパーノットにまで至ったのだからそれも良しとすべきだろうが、明らかに稼ぎすぎた、ゲイリーはやめたかっただろーに、憶測、だいたいECMはどのユニットも3枚までルールじゃなかったのかね、これもファンの勝手な憶測、


銀界聴いてアイヒャーはすぐに菊地雅章へアプローチしている、その当時は断わられている、ゲイリーアンテナのなせるわざ、


とにかく偉大なゲイリー、そのゲイリーがバトンを渡せた唯一のベーシスト、あくまでわたしの耳でのハナシ、が、トーマスモーガン、で、あり、なんと、トーマスモーガンには共演した録音物をすべて魔物に変えてしまう、触れたものがすべて金になる、神の手であったこと、でもたぶんソロは人間のまま、


男女の恍惚といったものについて、アイラーゴースツとマイブララブレスをカーステでかけて、おねえちゃんとの会話を誘導するクズオヤジももう十年は引退を余儀なくされている、


ドミューン視聴、トリは3にんの現代の王たちの哄笑、寿ぎの響き、時代と村々を網羅してジャズ喫茶なる象徴空間王室をも統べる征夷大将軍徳川家康のように細田成嗣編集の存在をみた、新しい時代だ、


10年も前のタガララジオで四方田犬彦『音楽のアマチュア』スピリチュアルユニティについての記述にのけぞったものだが批評家養成ギブスで細田さんは四方田犬彦に叩かれたという逸話、えー、どんなのどんなの、


そのスピリチュアルユニティについての記述、さらなる上だったのは福島恵一、四方田犬彦超え新記録更新、そしてECM1264 This Earth! に言及が進む、いまだアナログしか入手できない配信もない秘蹟のECM盤、ううう、これこそがゴースツに思える、









Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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