Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2020年08月18日(火) どうして苗字を知っているのという目で一瞬、






草むら、農道、すすき、夕刻、小学生の女子たちが帰宅している、スマホのアイテムを共有するのに何人か集まってきゃっきゃっ騒いでいる、4にんがぼくの近くで互いに通信し始めている、ぼくのスマホも反応してオレンジ色に光る、ポケモンGOのアイテムがもらえる気持ちになる、女子のひとりが駆けてきておじさんには許可コード出してないから無理よとほほ笑む、小学5年の塩越珠算教室の彼女ともうひとりだった、おじさん貸してとぼくのスマホを手に取るとき、18の午後水道水で石鹸で手を洗ってくれた彼女の掌がよぎる、これでおじさんにもあげたからねと手渡される、もうひとりはたえこちゃんだった、財布から千円出してたかはしさんこれでガムでも買って食べなよと差し出す、どうして苗字を知っているのという目で一瞬、お母さんに叱られるよねと二人は言い、でも私たちだけの内緒にしておけばいいねと受け取る、たえこちゃんは25のときの洋服でほほ笑んでいる、砂丘を越えて遠くの街に帰らなければならない、とはや足で進む、途中に小学校のグランドあり子どもたちがサッカーの練習をしていて後ろのほうで同年配の教師が跳び箱を修理している、生徒の一人の名前を呼びかけオマエに116円貸していたよな針金を買ってこいと言っている、その横をすぎて坂道をのぼる、これまで何度も来ている夢の中にある広大な土地で来るたびに不思議に変形しているけれど危険な場所は避けられるのはわかっているという直感だけを感じている、急いた気持ちのままどっちに進もうか見渡している、






Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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