Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2019年07月26日(金) 耳の枠はずし「タダマス、レイ・チャールズと「3/4拍子」を歌う」





“多田が菊地本人から聞いた「予言」が、その後、一歩また一歩と着実に実現していることを、「タダマス」が繰り返し繰り返し目撃しているからにほかならない。そのような場は、この国には「タダマス」の外にはどこにもない。”(福島恵一)



タダマス34告知記事をいただく、かなりうれしい、

タダマス、レイ・チャールズと「3/4拍子」を歌う  "TADA-MASU" Sings "Three-Four Time" with Ray Charles




日記の断片にしかならない強く言えない妄想が編集と批評のちからによってカタチになる、わたしがわたしを読むときにようやくわたしは外側に出られる気がした、



20年ぶりに現れた末次安里編集長は、死者の書か、とつぶやく、



RJミラーはいまだに謎だ、銀座や赤坂の夜中にクルマで鳴らしているばかりの引きこもりリスナーにとってはMultifariam / Christopher Hoffmanジャケの奇怪なSF世界に同居しているばかりだ、クールな益子博之はロバート・ワイアット初期の世界を示唆していた、


“暗い混沌の中から闇が晴れ情景が浮かび上がる様はGilles Aubryによるカイロの市街のフィールドレコーディングを、異なる断片が次々に浮かぶ構成は同様にChristina Kubischによるカメルーンのサウンド・スナップショットを、耳の視界すべてが切り替わるのではなく、その一部が望遠鏡の視界で切り取られたように推移し、焦点が合わされた箇所の物音が拡大されて現れる様は、Lucio Capeceがボール紙製のチューブとマイクロフォンを気球に仕掛けたフィールドレコーディングを、それぞれ連想させたのだった。”


オーブリー!、クービッシュ!、カペーセ!、ここ10年で知り得た耳のエポックメイキングな音響たちだ、源流と目されるソヴィエト・フランス盤デヴィット・トゥープ盤とあわせて月光茶房原田正夫店主と唸りつづけている領域、



Drums Of Days / Flin Van Hemmen 2016
「Aching Arches」の開放された空間に放たれる意識、
チャリで光が丘公園へ向かいながら風や金属音や遠くに焦点があたる木々、津田貴司「耳をすます」セッションの手がかりで、世界はこんなにも音楽なものかと思う、









Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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