Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2017年11月19日(日) Ain't That Peculiar



20時すぎの光が丘公園を、暗渠となった河川の上の舗道を主に、路地、雨上がり、暗がり。



いつものホルンの練習が聴こえるだだっ広い公園を歩く。光が丘図書館でCDを読むのに老眼鏡をかけると身体からのぼる湯気で曇る、一週間ではまったく痩せない、よろよろと血圧をはかる、77−119、ゆらゆら帝国のSweet Spot とロバートグラスパーエクスペリエンスの Art Science かりる、



土日単発アルバイトに登録していたが、年齢で使えないと判断されたのだろう、お声がかからなかった、孫とファミレスガストでお子様セットを10%オフアプリでごちそうするというささやかな夢がとおのく、アジカンの「ソラニン」が脳内にかかる、



光が丘公園の濡れたアスファルトとひときわ輝く街灯のコントラストがきれいだ、誰かに伝えたいこと、まだ残るくやしい夢、



霞が関でおりて新橋を経由、文部科学省の横をぬけて、つい昨日までの空がまぶしい、日比谷公園の中にあるレストラン松本楼でランチとスイーツ、ごちー、







椎名林檎「ギブス」2000を耳にしたとする、不意に、小学生たちだった子どもたちの子犬のような吐息や、寒いコートや、シールやゲームが売っていた地方郊外の書店の風景が目の前に映って動けなくなる、意識も身体も39のときのヒリヒリした感覚に触れるよう、



「新譜のちから」とぼくが仮に置いておいた、ソレ、は、今の身体や感覚を感熱紙のように焼き付ける、一連の時間の記憶と、その新譜はそれまでにリリースされていた音楽たちや状況とか地球の位置とかを刻印するものであって、それは後から未来の少年が聴いて世界を把握する手がかりにも多少はなるのだろうけれども、それで音楽史なり系譜なりを記して何になるのだ?、



ジャパンの「Ain't That Peculiar」を、
「I Second That Emotion」、1980年の三鷹市下連雀、新聞配達夕刊を終えた倦怠と見つめた街並みを映す、いまは無いけれどね、






Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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