Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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| 2017年04月10日(月) |
上野広小路亭へ出かける |
松乃屋扇鶴、まつのやせんつる、を観に、上野広小路亭へ出かける、木戸銭2000円、
ううむ、このレベルの落語はなんとも味わい浅いし、席を立ちたくなるものだ、が、扇鶴だけは別格だった、
別格だったけれども、昨年6月に天下の国立劇場という大きなホールで、あの巨大な空間さえも一瞬にして支配してしまった話術のオーラは、ここ上野広小路亭のこじんまりとした空間では同様にこじんまりとした印象を与えてしまう、
競馬のGIレースで激走する名馬であるのに、平場の条件戦では馬なりにそれなりに走って1着なのだがタイムはじつに平凡だ、という風情になる、
扇鶴の名調子で添田知道(さつき)作の名曲「ストトン節」をきけたのは涙ものだった、
歴代横綱を諳んじる定番の最後は「稀勢の里、横綱昇進おめでとうございます!」と締めていたのは昨年6月との違い、当然に、
扇鶴のあと中入りで出て、不忍池の桜を歩いて、御徒町アメ横を見学して帰る、
ドンキホーテ上野店の前を通ると、10年前に初めてこの街のクレーム対応やら顧客対応や万引き犯捕獲に取り組んだ頃のことを一瞬思い出すには思い出すのだけれど、なんだかまったく異なる時空間のようでもあるし、映画ワンスアポナタイムイナメリカのテーマ曲が一分間だけ流れたかな、
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