Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2015年06月25日(木) コットンクラブでトムハレル=マークターナー4のライブ






小樽には小樽の歴史がある。小樽運河。

小樽駅前の三角市場。

マサノリ、あんた、なに食べたい?
えー、あまとうだらけでいっぱいだよ、じゃあ、でっかいイチゴ食べたいかな。
ほれ、そこの三角市場行くよ、どっか停められるかい?アンタ、三角市場知らないのかい。小樽に来て三角市場知らないのはモグリだよ。笑
イチゴひと口食べるのに駅前駐車場に入れて老いた母の手を引いて歩く。母はすぐに商店主と仲良くなってしまって小樽や余市の昔話を大声で話している。


病院のベッドではよくマサノリとドライブしたことが楽しかったと話していた。


今日は東京駅トキアビルのコットンクラブでトムハレル=マークターナー4のライブ。
コットンクラブなんて飲み食いですぐに1万越えるので御招待でなければ行けない。こないだは札幌から来ていたアキちゃんとアーロンパークスを聴いた。

マークターナーの逸脱する狂気のソロだけを目当てに来た。

白髪トムハレル、背中が曲がったまま軍服のようにスーツのエリを立てて。能のようにしか動けない。ところが楽器が見事に鳴る。生命を削るように身体は微動して、鬼気迫る、が、音色は馥郁たる分厚さと官能。真っ白になった明日のジョー状態なのに。こ、これは、劇画だ。

サックス帝王マークターナーが。これは、レジェンドに対するリスペクトだ。このカルテットの演奏すべてが、トムハレルの作曲と演奏に対するリスペクトという男気によって支えられているのであった。

それ以外の聴取は間違いである。ベースとタイコは、まあ、海外からやってくるだけは、ある、という技術と熱気だ。




Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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