Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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| 2015年03月22日(日) |
紀尾井ホールで邦楽を、六本木ヒルズで文楽を。 |

思わぬ、夢のような一日。
紀尾井ホールで邦楽を、六本木ヒルズで文楽を。
『みちのくの余情につつまれて』 ■ 前半の三曲と長唄、すごい。こないだ悠雅彦さんが地歌の藤井昭子公演レビューを書いていて、これはもうジャズの耳でイケると。もちろん日本の伝統音楽は型であるのだけれど、大相撲ファンのおいらは、型も即興も同一直線上に並べられる。クラシックの文法から飛躍したら、さ、耳は。
自分ちに帰ってきたような感興。パパは尺八を吹いていたな、函館時代。旋律やリズムに分節されないままの結合したラインが、どかっとある。昨日の編集CDRに入れた黛敏郎涅槃交響曲外山雄三指揮NHK交響楽団1978.2.4ライブ、このヴァージョンに在る
六本木ヒルズには社有車待機でいつも来ているけれど、行楽では初めての入場、おらの階層が来る場所じゃおまへんがな。
なんと豪奢な檜舞台、総檜作り新品である、六本木ヒルズ中庭に近付くとヒノキの濃厚な香りが漂ってくるー、すごいすごい。何というか、新しい神社が六本木ヒルズに降臨したのである。この空気感の更新、あっという間に庶民の神聖な空間に、お祭りの空間になってしまったのである。
なんと!屋外でお弁当食べたりスイーツ食べたり美味しいお酒を楽しみながら文楽を観ることができるなんてー!ありえないー
それがすごい楽しい。
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