Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2011年03月06日(日) ポール・モチアンのWinter&Winter諸作が再発される!

おれはいま、もうれつにかんどうしている。星飛雄馬の口調で言いたい。
おととい寄稿したタガララジオ18で書きそこねたではないか。

ポール・モチアンのWinter&Winter諸作が再発される!

先般『ポール・モチアンTrio2000+Two /ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード Vol. III』をJazz Tokyoで

『Winter & Winterの総帥ステファン・ウインターが「ヴィレッジ・ヴァンガードでのポール・モチアンTrio2000+Twoによる忘れられない一週間のライブの模様を記録している。ウインター&ウインターはこの一週間にアルバム三枚分を録音した。」と宣誓するように録音されたこのシリーズも、足掛け3年かけてリリースされての三枚目だ。いま、ネットや店頭でこれのVol.1、Vol.2を入手しようとしてもなかなか難しい、というあまり笑えない事態が寂しい。』

と書いたのですが、

それら『Vol.1』、『Vol.2』、それから幾度か書いた「クリス・ポッターが化けたセッション」である『オン・ブロードウェイ VOL.4』、さらにあまりもの美しさにおいらがライナーを書いた『ホリディ・フォー・ストリングス』、モーガンとアティアスが化けた『オン・ブロードウェイ VOL.5』

これら5作が、3月12日に、なんと1500円という太っ腹な価格でボンバ・レコードから再発されるのだ!!!

・・・はずかしながら、今、知った・・・
まるでボンバの社長とステファン・ウインターがおいらの気持ちに応えてくれたようなオトコ気を感じる現象だ。

現代ジャズの発火点を示すミュージシャンたちの過半がモチアンとのセッションを経ている。70・80年代のジャズに影響を与えたECM系ジャズの浮遊感はモチアン〜ロヴァーノ〜フリゼールを通じて現代ジャズの重要な側面を担っている。そのあたりは、益子博之さんのNYダウンタウン新譜紹介を、音盤レクチャーをリクエストしたい。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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