Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2009年07月15日(水) 岡田暁生著『音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉』(中公新書)2009.6.25発行



アリに襲われ続けている。
寝ているあいだに喰われているのか、ひどい腫れかたをする。
6月30日から部屋にアリの通路ができている。見つける都度粘着テープのコロコロでバリバリつぶして回収している。

岡田暁生著『音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉』(中公新書)2009.6.25発行
が面白い。21世紀のスタンダードとして読まれていいと思う。

聴取について、書くことについて、おれはまったくそこらへんの考えを整理せずに書きたいように書いてきたが。

この筆者、クラシックだけでなく、ダラー・ブラントのECM盤や、後藤雅洋、村上春樹、三島由紀夫の記述にまで参照をし、クラシックのジャルゴンで煙にまくようなところがない。都はるみをカンペキに記譜したがる、とか、たとえがいい。

感動した演奏をどのように形容するか。

けっこうズルして逃げてしまうことはあるので、その形容への取り組みは、おいらのこれからの可能性ではあると思うんだけど。

なにせ、夏は、暑い。それに今年はアリの被害に遭っている。しばし音楽ばなれをしているしかない。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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