Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2009年03月16日(月) 「銭ゲバ」+『この世の全部を敵に回して』白石一文

さーよーなーらー、多田!多田!多田!

前回・前々回を観ていない銭ゲバの最終回だけを観て、また朝まで寝くさってしもうた。DVDRに焼いてくれズラ!
このところ無気力なままに一週間を棒に振ってしまったり、
仕事を休んで図書館から借りたCDを聴き続けては寝てばかりという、社会人としてあるまじき、だめおやじぶりに沈むズラ。

で、銭ゲバだけど、なんなね、あの回想シーン。あいが幸福だというんならむしずがはしるズラ。
爆弾を腹に巻いて自爆死というので良いの?
あの椎名桔平(しいなきっぺい、1964.7.14-)演じる父親は息子の死を直観して屋台でコップ2つに酒をつぐ。

いいなー、しいなきっぺい。

銭ゲバは、ゼニをめぐる紋切り型の考えかた・セリフを寄せ集めて構成されている。



駅前の本屋で最期の3ページだけを立ち読みしては戻していた本『この世の全部を敵に回して』白石一文
が中野区江古田図書館にあったので、借りて読む。

最期の3ページに光りが射す。

だいたいそんな生だの死だの愛だの復讐だの、おれにはいいCDが聴けるかどうかしか興味がねーし、その興味すら時折ねーし、
生きる基調は浦安鉄筋家族の大鉄なのだし、
まともに読んでられないような気もしながら、
べつに誰もおめーの敵にまわったりしねーよ、めんどくせー筆者だなー、
エレカシの奴隷天国でも聴いて死ねよ、と、だるだるになって読んだんだが、

最期の3ページに、救われる。
「銭ゲバ」を観終わったあとに、こういうテーマが浮上するならば(それは奇跡的なことだが)、すごいドラマだったと言えるのにのー。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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