Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2009年01月01日(木) あけおめ




はめまらみみのう。

紅白すごいな。紅組、はまあゆのステージから、ギターはよっちゃん(野村義男)。今年は明らかな落ち目(アルバムのほうの出来)のミスチルもエーピーバンクも含み損なのか登場するみたいだし。白組のトップバッターは35年ぶりの布施明、何歌うん?「君は薔薇より美しい」やたー聴けるん?、作曲ミッキー吉野、断固支持しますよーこの声量。美川憲一、さそり座の女のサンバ・ヴァージョン!おもしろーい。審査員も豪華だし。姜尚中がポニョ人形を振っているし・笑!あこがれー。スタジオジブリ、久石譲の音楽。ミニスカートがそそるよお平原綾香。青山テルマ。ブルーマン。東方神起。木山裕策。いきものがかり。水森かおり。クールファイブ「東京砂漠」!世界のナベアツの曲紹介。エンヤ。はるな愛、パフューム・最高!、ジェロ!上手いよお泣けるねー、おかえりスピード。大橋のぞみ。森山直太朗、なんて日本語なんだ、わるくない。一青窈、は、現代のディーバだし。ミスチルは今年の株価暴落以上に株を落としているが、ミスチルの音楽が無効になった何か世相には断層があったのだろうか、矢島美容室が出ないせい?とここまで考えてきて、やはり「ギフト」はこれはこれでオリンピックの曲でいいや。つまりね、紅白のここでの場所ではオッケー、だけどJポップシーンでは失速しているだけ。なおかつ紅白とJポップの格差とかはなく。

紅白が楽しいとは。子どもの頃以来だ。これは、独りで観ては楽しくないんだ。

それは重要なことだと観ながら知らされている。

さっきまで平井玄の「千のムジカ」を読んでいた。平井玄とぐぐると経歴詐称の告発がトップになるところがいい味わいだ。・・・紅白を観るおいらは奴隷化されているとでも?平井は大友良英のアウトトゥランチがスーダラだから評価すると書いていることにおれはおののいた。あの評価軸を見出せなかった演奏(おれは彼らのDIWで出したライブを真っ先に買う)にスーダラという革命を聴いていたのだ。つうか単にダチだからなんじゃね?あたまでかちな同じ臭いがするき。でもなーおれは3ヶ月聴き続けて中古屋に売っぱらっていたのであせった。

おれの耳って、やっぱり旧くてダサいんじゃないのか?・・・

紅白観ながら、この枠組み(あえて日本国有放送とは考えないけそ)の豊かさを素直に認める。

『アフター・アート』勅使河原純著(スカイドア社)1998

『VOL』3で、ベトナムの泣き叫ぶ全裸の少女がミッキーマウスとドナルド・マクドナルドに両手を繋がれている美術作品に目が奪われる。

この批評性に共感する。

いわばその表明がおいらの今日のサトちゃんの画像です。


反米嫌米であれば反グローバリズムであってなんてそんな単純なものではない。
ディズニーランドとマクドナルドを嫌悪する本能がおれにはある。
ミスチルの『SUPERMARKET FANTASY』の凶々しさは彼らが・・・(中断)


みんなそれぞれ違うけど共闘できる2009年であったらいいと思う。



思想誌『VOL』待望の第3弾!

特集=反資本主義/アート

いま世界で何が起こっているのか?重苦しい日常生活から飛翔するように、日々拡張を続ける文化的生産領域と、それをとりまく資本主義の関係を、計30本の考察や実践から徹底的に捉えなおす、渾身の『VOL』第3弾。

内容(「BOOK」データベースより)
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Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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