Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2007年08月25日(土) |
ナイト・ソングス / フェレンク・レメテ (Dreamers Collective Records) 2007 |
Night Songs / Ferenc Nemeth (Dreamers Collective Records) 2007 Mark Turner sax, Chris Cheek sax, Aaron Parks p, Lionel Loueke g & vo, John Patitucci b, Ferenc Nemeth ds マーク・ターナー、クリス・チーク、アーロン・パークス、リオーネル・ルエケ、フェレンク・レメテ。
くー。たまんねー。 ディスクユニオン新宿店の中古査定20%アップに42まいのCDを持ち込んだ2Fから、階段をおりて1FですかさずCDを買っている。 ゼニがないのに、あしをくうたこの気分、は、おいといて。 試聴機に「マーク・ターナー、クリス・チーク参加!」とあったのだった。 リーダーは白人のタイコだという・・・。ま、ひと聴きでよしあしはわかるな。 試聴機のヘッドホンを耳にあてて。最初の15秒で購入を決意し、42秒でこれは今年を代表するコンテンポラリー・ジャズだとドキドキする。
ターナー、チークの堂に入った不機嫌なトーン、余白を残した不敵な語り口、は、期待どおり、の、顕現。 ギターのリオーネル・ルエケ■、アフリカ中西部出身のギタリスト、こいつの音、へんに外してしるようでそれでいて感覚的にはいい具合にどもっているような心地よさ。 ピアノ、ベースは手堅く、必要十分に上手い。アーロン・パークス23さいはカート・ローゼンウインクルと来日してたりするのか。パティトゥッチはあいかわらず上手いだけという経歴もここでの貢献はプラスに働いている。 で、リーダーのフェレンク・レメテ、ハンガリーのドラマー。1曲をのぞいてすべての曲を作曲・アレンジしている、というのだから、やはり何ほどのことはあるのだろう。 楽器的にはターナー、チークのトーンとルエケのギターがサウンドの成功を導いているのだけど、このトータルな完成度、気持ちよさのプラトー状態は、やはりすべてのメンバーによるものだ。ずいぶんとまあ、稚拙なことをわたしは書いておるんじゃが。はは。
レーベル名は、Dreamers Collective Records、夢想家集団レコード、とでもいおうか。そのレーベルの作品番号1番が本作である。 メンバー写真に土星がプリントされてる。 土星だぞ。
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