Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年06月01日(火) 「THE WIRE TAPPER 11」・アイラーの9枚組ボックス・ポールマッカートニーがブライアンウイルソン『SMiLE』ツアーで・・・

英『THE WIRE』誌()に何ヶ月かに一度は付録CDが付いてくる。
今月号(2004年6月号)は「THE WIRE TAPPER 11」が付いていた。
Featuring: To Rococo Rot, Icarus, Juana Molina, Wibutee, Philip Clemo, Albert Ayler, Chris McGregor's Brotherhood of Breath, Matthew Dear, Jah Wobble, Arthur Russell, Henrik Rylander, Green Milk from the Planet Orange, Mountains, Slowblow, Un Caddie Renversé Dans L'Herbe, and Poire_Z + Phil Minton
今回のは、大半が、なんつうか適度に電子音アレンジとばらけた演奏意識に今風を漂わせているだけであり、て、感じかな。

ところがアイラーなんて入っていて驚いたりする。アルバート・アイラーの9枚組ボックスなんてのがリリースされるようだ。
リリースするのはジョン・フェイヒーJohn Fahey (1939-2001)が96年に設立したREVENANT RECORDS()で、フェイヒーの死後も充実した活動をしているようだ(サイトでカタログをチェックしてねー)。
まだアイラー9枚組ボックスの情報はアップされていないようだが、アイラーをむやみに神格化しないためにも、聴きたいボックスだ。

以下、自分のためのメモー

高橋健太郎さんの4月28日の書き込み()に
“昨夜は萩原健太くんと。その中で「音楽評論家なんだから、言うことの半分はレコード会社やアーティストへの苦言になるのは当然。それは敵対ということではない」ということを言ったら、高橋修ミュージックマガジン編集長から「そんな評論家、もういないですよ。あなた達が最後の生き残り」と言われた。そうだったのか。萩原健太、小野島大、高橋健太郎は同い年です。オレラの世代がやらなきゃならないのかな、最後の生き残りとして。”
てな書き出し。ぼくの転調ポップ師匠(48)も同じ年。それを話すと「彼は営業上がりだからね。だからマガジンから藤田正さん脇谷さんとか居なくなっちゃったんだよ。」と、わたしには理解できないコメントが。

萩原健太さんの5月31日の書き込み()。
なるほど。買いたい国から買う。
日本人に売れている日本の音楽を作るアーティストが米国に移住して米国に納税して暮らしている場合、は、・・・あれ?

お!ポール・マッカートニーがブライアン・ウイルソン『SMiLE』ツアーで客席から・・・と。

60年代以降のポップスはこの二人の天才が拓いたことを思うと、シビれるような情景・・・。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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