Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年02月13日(金) フライングピケッツの『オンリーユー』・音楽の未来遺産「シリーズ・三善晃の世界」3月25日

今日は、ピーター・ガブリエルの誕生日なのだそー。

あれ、そいえばピーター・ガブリエル、すっかり忘れてたー、ケイト・ブッシュとデュエットをした曲を聴いて、いいなあーいいなあー、と、思って以来、すっかり忘れてたー、けど、最近どんなCD出してんの?

on the radio
- Only You / Flying Pickets
- Takin’ It To The Streets / Doobie Brothers
- Sledgehammer / Peter Gabriel

フライング・ピケッツの『オンリー・ユー』がかかる。
アカペラ・グループが「ぱらららー、ぱらららー。ぱら!ぱら!ぱらららー!」と、声がハモるたびに奥歯の付け根あたりから、にやける名曲。
たしかに、サントリービール「こだわり限定醸造シリーズ」CMソング(1998-1999)になっていた、から、みんな知ってる。
これだけの多幸感をシンプルに構成できるポピュラー・ミュージックのちから。山下達郎のアカペラ名演「Remember Me Baby」でさえ、鼻差届かない、比類のないナンバーだと思う。
この曲、1983年の暮れに発売されてた。
ラジオのエアチェックでみつけたぼくたちは、この曲の12インチシングル盤をさがした。
見つけたんだとジャケットを手にした彼女の顔を、20年ぶりにはっきりといま思い出した。


名曲「響紋」が数年ぶりに聴けます。みなさん、行きますよ。

《東京オペラシティ・グランド・コンサート・シリーズ》
音楽の未来遺産「シリーズ 三善晃の世界 2003/4」■東京フィルハーモニー交響楽団のページ
2004年3月25日(木) 19:00 東京オペラシティ コンサートホール
プログラム: 夏の散乱(1995) レオス(1976) 魁響の譜(1991) 響紋(1984)

A席4000円。オーケストラでこの公演内容で4000円。
安くないか?
オーケストラって、何十人もいるんだぞ。
ヤン・ガルバレク・グループは4人で8000円、キース・ジャレット・トリオは3人で12000円、東儀秀樹はひとりで7000円だぞ。
平井庸一グループは7人で1300円だぞ。あれ?

三善晃のCD『レクイエム・詩篇・響紋』は、マストアイテムでしょう。
て、もしかして、このCD、廃盤?たしかレコード芸術の現代曲部門で1位取ったよな盤でそ。

■作曲家 三善晃先生のページ


「たださん、モーリス・ラベルの弦楽曲はすばらしいんですよー。あの三善晃がですね、病床にあったときに、ラベルの楽譜を見て、死の淵から帰還した、というくらい、美しいものなのです。」
23歳のわたしは、「え?だれですか?そのみよしあきらってひとは。みよしえいじのおとーとかなんかですか?ぼくの彼女のよしみちゃんも美しいです。モーリス・ラベルのボレロはえっちのなぞりではないですか?よしみちゃんとそう思いました。」
わたしはラベルの音楽に、生のちからではなく、性のちからを見てしまった、そういう不幸な、いや幸福な、いや気持ちいいトラウマがあるのです。・・・あれ?、・・・おれ、ふたまたかけてたのか?


the music i listen today
- Perceptual / Brian Blade Fellowship (Blue Note)2000
新世代のドラマー、ブライアン・ブレイド。カート・ローゼンウィンクルほかを従えてのリーダー作、2作目。こういう微妙で繊細なところを感じさせるフュージョン風味ジャズというのも、いい仕事だと思う。音楽の視野がいい。ジョニ・ミッチェルが1曲参加、ダニエル・ラノワが2曲参加。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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