原作に忠実だった映画のラストシーン - 2010年08月27日(金) 3週連続でテレビ放映されている20世紀少年の劇場版をしばしば断片的に見ていたのだが、今日、最終章を見ていて、カツマタ君があまりにも学そのものだったのでだいぶ動揺してしまった。 後ろから見た髪形がなんとなく学っぽいなあ、と思っていたら猫背気味に(でも顔はまっすぐに正面を見据えていて、うつむき気味というわけでもない)腕をまっすぐにぴんと下ろして立ちすくむ後姿も学みたいだったし、本当によく似ている人だと思っていた。 お面を取ったらなんと本当に学が出てきた。 正面から見た髪型も学だった。 声も学だった。 焦った。 調べてみると果たして神木隆之介だった。 なんといっても学本人から 「神木隆之介に似ているとよく言われるし自分でも正直そうだと思う」 と聞かされていた。 そりゃ学に見えるはずだ。 学が本格的に引きこもりを始めたのが、ちょうど今の神木隆之介ぐらいの年齢のはずだ。 カツマタ君はいじめが原因で不登校になってしまった男の子で、映画でも実にそのような見かけのキャラクターだった。 だからきっと、顔つきとか、たたずまいに、しっかりと重なるところがあると思った。 正直、きつかった。 あまりにどこから見ても学なので困った。 作詞のセンスがあるところすらも学だった。 学はこんなところにいたのか、と思った。 いや、いない。 学じゃないのはわかっているのだ。 だって似ているけれどやっぱり違うもの。当たり前だけど。 それにしても、他のキャラクターは本当に、すばらしく見事に、どの人物もまんがの中からそっくりそのまま抜け出してきたかのごとく忠実ななぞりっぷりだったのに、カツマタ君だけはそうじゃなかった。カツマタ君は、まんがだともっと目が細くて髪も短く刈り上げていて、全然あんなじゃなかった。 それが実は学だったとか、なんの冗談だと思ってしまった。 カツマタ君もまんがの通りのカツマタ君にしてくれればよかった、と思った。 某塾長と疎遠になる。 どうにもわたしの動き方はまずい。 いや、まずいということは半ばわかってはいるけれど、でも残り半分はまさかこんなに過剰反応されるとは思ってなかったりもして、早めに人となりがわかってよかったね、と今は考えるようにしている。 あんな軽いジョブで話ができないほどに取り乱されるようだと先も思いやられる、というかおまえら結婚相談所に相談して紹介された相手と結婚観を語り合うことになぜそんなにビビるのだ、と正直思わないでもないのだが、とりあえず相手がいろいろ込み入ったことを聞いてくるものだから現状を踏まえて当たり障りのない範囲で答えているだけのつもりが、見事なまでにいつしかわたしが強引に結婚を迫っていることになっていておびえさせてしまっているというのが、世の中一筋縄ではいかないのだなあと思わされるとです。 一度このスイッチが入ってしまった男性は「いや別に違うんだけど…」と話しても、もはや聞く状態にない、というのも悲しむべき事態であります。 しかも二人連続でそんなことが起こったもので、わたしのことばの何がトリガーになってしまったのか、結構真剣に悩んでいます。 わたし、何かそんな重いこと言ったかしら…。 言ったんだろうなあ、あんなにパニクってたし…。 しかし普段から好き勝手な夢物語をさんざん語っておいて、あーそれいいよねーぐらいの反応でいきなりビビるとか、なんだそりゃわたしはしゃべっちゃいけないのか?お前らの自己満トークを聞いて張子の虎のようにうなづくことしかしちゃいかんのか?全部冗談で笑い飛ばせば安心するのか?なんか書いてるうちにいらいらしてきた。婚活飽きた。 -
|
|