Land of Riches


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 2022年02月18日(金)   7年間で一番の奇跡 

仕事で過去のミスが発覚する日って何故か複数まとめて来襲してきて、
ストレスで非常に頭や胃が痛くなる(どうしても抜けない完ぺき主義と強い自尊心)のですが、
劇場版ジョ伝予告編の最後にも出てくる「生きてさえいれば必ずまた会える」という言葉を
脳内で何度もリフレインして耐え抜き、退社してすぐに映画館へ向かいました。

生きてさえいれば、必ずまた会える。
コロナ禍で一段と重みを増したこのセリフ、和田雅成さんがりんたこでも
何度か口にしていて、今回のジョ伝公開告知ツイートにも書いていて、
更に1週間限定上映のキャストコメントでも口にして…繰り返されるたび、沁みました。

コメントの最後、さりげなく胸に手を当てる長谷部の敬礼がクリティカルヒット。
(あんな尊い映像が1週間した上映されないこの世界は間違っている、と思う程)
虚伝や義伝でも承知していた顔アップ中心の編集や映画館の音響設備向けに
調整された音楽により、刀ステ一番の人気作(C)ねとらぼ調査隊であるジョ伝は
想像以上にパワーアップしていて…1幕・序伝の時点で既に泣いてしまいました。

舞台は後方席でも見えるよう、大きな身振り手振りで演じられることが多いのですが、
劇場版では表情の演技で登場人物(特に黒田親子と長谷部)の心情が
とても分かりやすいのがポイント。特に長政さまにハグされた時の乙女長谷部…!

2部は殺陣で刀ステシリーズおなじみの曲が大音量で流れるたびに興奮し、
とどめの真剣必殺ではマスクの下でにやつきまくってしまったくらい、
藤吹雪も加工増量されていて、まさに「あの日見た付喪神がそこにいた」状態。
オペラグラスで丸く切り取られた長谷部は本当に人間離れした神様だったのですよ!

キャストコメントでも无伝の後で見るジョ伝の話を和田さんしてましたけど、
刀ステ唯一のビター要素ほぼ無しエンドが无伝で覆されてしまっているからこそ、
余計にジョ伝の光(主に長政さまの存在による)が眩しく、尊く感じられました。
官兵衛あんなに天下への野心を何度も高らかに語ってたんですね、ジョ伝で…。

8年目にして新しいスピンオフコミックが登場したり、家庭用ゲームが発売されたり、
さまざまな展開が続く刀剣乱舞。7年の歴史で私が出会ったものはたくさんありますけど、
ジョ伝はやはり最高の出会い、一番の奇跡だと改めて感じた劇場版でした。

実は入場者特典で長谷部が出るまで通う(7日連続でも!)覚悟を決めていて、
そのための出費も、自引き祈願の神社参拝までしてたんですが、なんと初回にして
長谷部引けてしまいました。ほんのり瞳が紫に加工された最高の真剣必殺です。
(最近、無双で下手な私がすぐに脱がせてしまうけど、本来はそう簡単にはならないもの…?
twitterで言われている通り、ジョ伝だけ別にピンチで脱いだわけでないんですよね)

先端恐怖症の和田さんがそれでも紫のカラコンをするようになったのは
悲伝からですけど、刀ステ時系列では无伝からになって、助伝で見た
藤吹雪に瞳が染まった説を唱えている方がいてロマンチストだなと思いました。

最高の作品だから、Blu-ray買おうかと思いましたし、特典引けてもまだ行きます!
無双のプレイが世間より遅れてでも!(無双も1章に闇落ち官兵衛出てきて辛い…)

2022.2.19 wrote


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