Land of Riches


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 2021年10月17日(日)   walk the edge of a sword 

ユナイテッドシネマ松戸、つまりテラスモール松戸まで久々に映画を見に行きました。
(TOHOは会社の福利厚生が当日では使えないので…ごにょごにょ)
新松戸駅or北小金駅からバスまたは新松戸駅から徒歩20分。歩いたことないですが。
なんであんな立地なのかと思ったら市場の跡だそうです。だから渋滞するのか…(?)

見たのは「燃えよ剣」。当初は昨年5月公開予定だったのにコロナ禍で延期となり、
その間に刀剣乱舞ともコラボして…私が義理堅い審神者なので(笑)
原作小説自体は、父が司馬小説はほとんど持っていたので、私も読みました。
新撰組血風録も。人生で最初に触れた新選組は「るろ剣」なんですけど。

土方歳三という人物は生存説の極限とも言える「ゴールデンカムイ」など
さまざまな創作でさまざまな描かれ方をしていますが、司馬小説では
映画でも取り上げられているバラガキ、つまり一生喧嘩にあけくれた設定です。
戦いのスケールが大きくなっていっただけで、彼はずっと戦いたかっただけという。

だから大画面で展開されるのは農村喧嘩から池田屋の切り合い、果ては戊辰戦争の
砲撃戦までひたすらバトルです。血が飛びまくるというか。新選組は一般に
悲劇的な末路とされていて、新選組創作の原点にして頂点感のある小説の
映像化ですから、ヘビーでシリアスなのは当たり前なのです。

ゲーム「大神」のせいで生活リズムがずれて睡眠不足だったり過激な寒暖差もあって
映画館行く前から若干コンディションすぐれなかったのですが、どんどん頭がが
痛くなってしまって、画面を正視できない時間が長かったり、まさかの
上映途中で現在事項を確かめる(約2時間半と長いのは事前に分かっていた)という
十二分に楽しめたとは言えない結果となり、残念でした。リピートしたいとも思いません。

映画としてはスケールが大きく、かつ岡田准一さんの殺陣が見られて良い作品とは思います。
なにせ殺陣師さんクレジットされてるのに岡田さん自分の殺陣だけ自分でつけてる扱いに!
さすがガチで師範と呼ばれる人だけはあります。土方は史実も美形なので、
主人公の顔立ちが妙に整っていてもむしろリアリティが増すという(笑)

一番の痛手は映画見た後に服や靴を買うつもりだったのに頭痛で直帰になった点でした。

2021.10.19 wrote


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