Land of Riches


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 2018年05月03日(木)   過去は消せない 

GW、実家に帰るつもりだったので予定が全然入ってません。
もっとも、帰らないと決めただけあって、睡眠、洗濯(今2回目回してるけど、
まだまだ山が消えない)、掃除、買い物…とやることがあり過ぎます。
ここ最近、人間らしい生活がどんどん送れなくなってるんですよ。

何回も書いてますが、仕事量が多過ぎるとか、部署の人数が少なすぎるとか、
そんな危機は何回もありました。でも今年はそうじゃない。会社のシステムが化物[キメラ]。
誰も全容を把握してないから、予期せぬトラブルが続々起こる。

昨日だって、新システムのベースが輸入ものだから、日本の祝日を把握しておらず、
大量のエラーを夕方になって吐き出して、大騒ぎになりました。
連休明けは確実にこの対応で忙殺ですよ。今から憂鬱です。

私は天秤座だから、理路整然とした仕組みの下で、粛々と物事が進んでいくのが
美しく、善なるものだと感じる価値観を持っていて、だからこそ会社の現状が
物凄くストレスなのです。理解してるなりのルールに基づいて説明したら、
それが違うと指摘される…相違情報が社員間で共有されない状況が許せないのです。

昨日は書類片付かないまま退社後、牛タン屋に拉致されて一ノ蔵を呑んでましたが、
私、酔っぱらうとボロボロこぼしてボトムスに酒を呑ませるんだと理解しました。
(自分でも驚くぐらいこぼしまくったのは、青木さんが逮捕された晩以来の出来事)
残念ながら、東京で食べる牛タンは仙台より高いくせにぺらぺらで小さな端切れでしたが!

お付き合いして頂いた同僚の元同僚(私から見ると別部署の人)が、
私の愚痴に何回も呆れ返ってくれたのだけが救いでした。やっぱりおかしいですよね!って。
残念なのは、うちの課に限っては、崩壊要因が、仕事ができる人からどんどん辞めて、
残っている人間(私を含めた下っ端も、上司も)のスペック不足な点です。
人間の能力は認めたくないけど天性のものが大きいですね。学歴フィルターは確かに有効で。
(単に持って生まれたものを何%使いこなせるかという問題とは、また別)

今朝も…今日はジェフvsファジアーノ(このチケットも吞みの帰りの
21時過ぎに北千住駅構内のファミマでかろうじて買った)で、
船山さんも仲間さんも先発だと把握したのに、全然身体が動きませんでした。

東向きだとか寝具の問題であんまり寝れてないのもあります。
昨夜は上記のような理由で、負の興奮に囚われていたのも否めません。
あつあつのお風呂にたっぷり入浴剤溶かしても癒されてるとは感じられず、
むしろ眠って溺れてしまうのではと思うほど。髪を乾かすのも、着替えるのも、
化粧をするのも、こんなに気力体力使うのだろうかと我ながら呆れたくなりました。

急ぎたい意欲がないわけじゃない(それでもテンションでごまかす域にまで
達しない辺り、私の中でのサッカーの位置づけの低落ぶりがうかがえる)けど、
意思や欲望と、肉体の反応は自然に連動するものではないと、
つい数日前、私より年上の占い師さんのツイートが…今となっては脳裏をよぎります。

結局、フクアリに着いたのは先週入場ぐらいのタイミングでした。
(この時点で、人様に頼みごとをしておいてスマホをチェックしないという外道ぶり)
キックオフ直前、センターサークルの左に指宿さん、中央に仲間さん、
右に船山さんが立つのを見て、“そういう時間”もあったのだと実感させられました。

TOKIO山口さん逮捕に対して、福島県民から起こった、TOKIOの貢献を忘れないという声。
私がそれで思い出すのは、青木さんが逮捕されて、かつての観劇を
振り返りづらくなった現実。私、自分が思っているより、ずっとこの逮捕で
ダメージを受けているのだと悟りました。ジェフのお陰でサッカーへの執着は
随分と薄くなってしまったけれど…私がレイソルユースを追いかけていた過去は、
事実は、思い出さなくなったとしても、それ自体が消えるわけじゃないんです。

特に前半は、試合展開が単調なのもあって(時計の進みが遅く感じられるのは、
つまらないと感じていた証)いろんなことを思い出してました。

私が2年前のGWに誕生日プレゼントを渡して以来、船山さんと会ってないこと。
2年前のユナパの帰り、隣のローソンで虚伝初演の抽選券が取れたこと。
(その時点では、まだ和田さんに心奪われたわけではなかったですけど、
 結果的にはライビュで落ちて、以降2年間応援し続けている)
試合が終わったら、そのローソンに行って刀ステの振り返り上映会を発券したいと思ったこと。

船山さんに久しぶりに会いたいし、手紙だけでも書きたいという欲を久しぶりに覚えたこと。
喜山さんはいまだにCBをしていて(今日はnot本職がSBだったので、
船山さんはそこを狙い撃ちにしていた。主審に対して大仰なダイブを見せる等、
なんだかんだで相手を見て振舞うよなあ、あの人)松本時代を懐かしく感じたこと。
松本に通った思い出は、私の中では楽しかった記憶に分類されていること。

船山さんのサッカーを見られる時間は、確実に残り少なくなっていること。
仲間さんが引退したら、本当にサッカー観戦から足を洗えそうな気がすること。

仲間さんは相変わらずチェックが危なっかしいとはいえ、頑張っているように見えました。
開幕頃は試合に絡まなかったことを思えば…今日もヘディングの落としで
チャンスを頑張って作っていたかと。船山さんのキレの良さで私の中で霞みがちですが。

船山さんは…大銀ドームでの大敗後、帰りのシャトルバスでジェフサポさんが
熱弁していた船山待望論は間違ってなかったと実感させられる良い動きでした。
決勝点は、本人的にはクロスだったのが、ポストに当たってゴールインするという
幸運の女神に微笑んでもらえた産物だったのですが、それ以外でも、
絶妙なパスを何本も出していたし、そもそも40分の時点で二度も頭を抱える程の
絶好のチャンス(DFおよびGKのクリアに遭う…)がありましたし。
指宿さんが良いところなく、予測通り下げられてしまったのとは対照的でした。

GWは連戦だから、ヒーローインタビューも勝利セレモニーの前転も
選手たちはさくさくこなして引き揚げていきました。ホームでは強いんですよね今季。
個人的にはあまりジェフユナイテッドにお金落としたくないのでアウェーで見たいのですが。
(船山さん本人には、スタンドに知り合いがよくいる千葉はいいところなんでしょう)

総括すると、悪い時間ではなかったです。楽しかったかと言われると…微妙ですが。
私がジェフのチャントに参加したのは昨年末のプレーオフだけですから。
今日だってゴールしたのに拍手の一つもしやしないという(流石に試合後の場内一周ではした)

好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、それでいいと割り切ってます。
今は今、過去は過去。今は…今だけに尽くす。ジョ伝でも言ってましたね。

過去も、現在も、自分も、特別な他者も、等しく大切に出来たらいいのに。
自分の器量は、この歳からでも大きくできるものなのでしょうか?


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