Land of Riches


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 2017年08月26日(土)   焼き直し 

都内3館、千葉1館というありえないぐらい小規模な展開で幕開けとなった
プリズマイリヤの劇場版を初日に見てきました! まさか来場者特典が
初日の4回目で既に配布されないとは…(2週目特典の士郎も予想通りの瞬殺)

千葉県唯一の上映館はシネプレックス幕張。帰りにフクアリ寄るか、と日程組みました。
プリヤはツヴァイまでしか原作読んでなくて、アニメもほぼ見てないので、
展開をぼんやりとしか把握してないのですが、今回の劇場版は前日譚にして
タイトル詐欺(!)なので、問題なく見ることが出来ました。

プリヤの物語の開幕前、平行世界の美遊がイリヤたちの世界に飛んできた経緯を
描いているのですが、主人公はどう見ても美遊の兄である平行世界の士郎。
切嗣に助けられた経緯もやや違うため、サバイバーズギルトにもさほど捕われず、
何より聖杯とも言える妹と深い絆で結ばれており、妹の危機を迎えると
彼女とのリンクにより(このシステムは帰宅後wikiで知りました…)
夢幻召喚[インストール]によって7戦7勝を可能とする戦闘力をゲットします。

平行世界の聖杯戦争は、サーヴァントを顕現させるのではなく、
召喚者の肉体に憑依させ、自らの体を用いて戦うんですね。
士郎がインストールしたのは自らの可能性の一端としての守護者エミヤ。
魔術を使うたびに置換されていく(だから白髪が増えていき、肌が灼ける)
代償を払いながらも、凄まじい戦闘を繰り返していきます。そのバトルこそ映画の根幹。
ただひたすらに士郎がかっこよく、ゆえにタイトル詐欺と呼ばれるのです。

やられ役として雁夜やケイネスの平行存在が登場したりと声優の使い方も豪華。
(まさか樽さんの声を聞くことになるとは思わなかった)
ラストにプリヤの1話が再現されていなかったら、冗談抜きの
タイトル詐欺になるところでした。(イリヤが出てこないイリヤの劇場版に!)

そんな感じでプチ高揚しながら向かったフクアリの…主力3人が出場停止だからこそ
活躍を期待したかった船山さんとジェフユナイテッドの戦いぶりの情けなさは
正直、記憶を封印したくなるぐらい酷いものでした。だから、もう書きません!

ただ、普段出ていないメンバーに比べたら安定している、流石レギュラー…では
もはや許されない年齢になったと個人的には思ってます。三十路ですからね。
ベテランは、苦境だからこそ周囲の若者を引っ張る姿勢が必要なはず。
自分がやることをやっているだけでは加点もできないのです。

2017.9.6 wrote


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