Land of Riches


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 2017年07月15日(土)   天秤は片方だけでは計れない 

刀ステ義伝大千秋楽と同日に開幕となる舞台FGO。
6章の舞台化とあって(6章で強敵として立ち塞がるせいで
FGOプレイヤーには嫌われているガウェインが私は好き)見たかったのですが、
まさかあそこまでプラチナチケットになるとは…私も全7公演申し込んで
当たったのは1回だけ、そしてTLでも他に当選者を見かけないという…。

そんなプラチナチケットが14年見続けたご贔屓選手の引退セレモニーと同日となり、
セレモニーのリリース日には精神的に大荒れとなってしまいました。
その後、twitterで交換して頂くことが出来たのですが、検索している段階で
出てくる交換案件の席が皆さん良席ばかりで、20列目という「入れただけで感謝」レベルの
手持ちではほとんど勝負にならないことを痛感しました。
交換して頂いたのは21列目(それもお互いセンターブロックではない)でした。

ブルーシアターのこんな後方で、うっかりオペラグラスを忘れてしまったので、
表情等は全く見えず、ストーリーを把握するだけで終わった感ありますけど、
スタオベにも違和感なく参加できたくらいには良かったです。
惜しむらくは、前日に刀ステ大楽を見たので、キャラごとに性格まで反映された
刀ステの殺陣と比べたら、FGOの騎士たちの殺陣は大味に見えてしまうことですが!
(決してレベルが低いわけではありません。個性の問題)

大好評のため秋に全14公演の再演があるんですけど、これもe+独占で、
会場はブルーシアター。ブルーシアターはロビー狭すぎるし(仮設なので)
傾斜もなだらか気味で見づらいし好きじゃなくて、今年で終わりと知って
むしろ喜んだくちなのですが、FGOは製作委員会にe+とブルーシアターが名を連ねてるのです。

独りだけ離れたカルデアにいるロマニが網戸枠で参加したり(ロマニは癒しでした)
いきなり歌いまくって「これはストレートではなくミュージカルか!」と思ったり、
アンサンブルはダンサー揃いで、そのダンスをキャラたちが眺めることで
ストーリーというか街や城の空気感を表現していたり、呪腕のハサンの宝具が
黒い布をぐるぐる巻きにするという手法だったり、プロジェクトマッピングで
サーヴァント消滅を表現していたり、ゲームを忠実に再現しようと
努力した形跡がたくさん感じられて、とても良かったです。
FGOやってない人は用語や物語的に置き去りになってそうですが…。

ガウェイン役は筋肉マッチョの山口さん。力強い殺陣でした。
初めてガウェインのマントいいなと思いましたし、ガラティーンは
ちゃんと上に回転させながら放り投げてましたし、退場シーンの、
いつも自分は間に合わないという告白も忠実に再現されてて…ぐっときました。

モーさんや獅子王もそれほど期待してなかったのですが、女性なのに
圧がある騎士らしくてピッタリでしたし、ランスロットはイケメンながら
軽薄さが出ていたし(そしてマシュとの親子関係もばっちり。
マシュ役の方はいわゆるアニメ声なんですが歌は本職だけあってうまい)
オジマンディアスはテニミュ菊丸で鳴らしたアクロバット建材でしたし、
ステラはぐっと引き込まれる流れでしたし、想像以上に良かったのです。

最初は「む?」と思う気持ちの方が強かったんですけど(なんかカルデアは軽い。
明るいんでしょうけど。ダ・ヴィンチちゃんは声までそっくりだった)
クライマックスに向かうにつれ、騎士たちがどんどん退場して行って…その流れが
ゲームそのままで。一番びっくりしたのはちゃんと6章のクリア報酬として
ベディビエールがカルデアに来たことなんですけど。主役は佐奈さん。
パタリロであんな難しいキャラを演じきっていただけはあります。
スタオベで見せたキャストの異様な仲の良さも、座長の人柄からなんでしょう。

それほど期待してなかったし、途中まではそんなものだと感じていただけに、
最終的にはいい意味で裏切られたのが嬉しかったです。もう一度見たいですね!

とにかく、チケット交換して頂けた方に感謝です。
あと夜行バスに乗るべく1時間で横浜に向かう案を没にした自分を褒めたいです。
恐らく六本木駅が遠すぎて間に合ってなかった…アポクリファも見れましたしね!

2017.7.16 wrote


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