Land of Riches


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 2017年05月12日(金)   陰の努力 

有休取って刀ステの円盤発売イベントに行ってきました。
夜の部もあったんですが、立川は遠いので、帰りが遅くなると判断して昼の部に。

和田さんは観客のマナーが劣悪すぎることで有名になってしまった八犬伝の
地方公演巡回中(ただいま金沢)のため欠席。もともと初演の時にイベントに行けなくて、
(和田さんにハマると思ってなくて、北千住の物販会場には行ったのに、
会場でDVDを予約しなかった)今度こそは…と割高な会場予約をしたのに、
スケジュールが合わなくて残念でした。お仕事があるのは良い事なんですが。

きっちり本人確認をするイベント(座席も当日発券するまで不明。今回は和田さんが
不在のため無駄に運の良さを発揮して7列目)だったので早めに行き、外の公演で待機。
この頃、楽屋では9人の若手俳優が部室ノリで盛り上がっていたのでした(笑)

まずは9人中4人のこだわりシーン紹介。ここで和田さんの話をたくさん聞けて良かったです。

東さんのこだわりシーンは、紅白戦での長谷部との殺陣。
(和田さんいわく、長谷部は仲間が相手なので本気を出していないところ)
二人とも刀での殺陣の経験は浅いものの、初演から幾度も練習を重ねて
(刀ステの殺陣は再演で手数が増えたのもあり、休憩時間に自主練をやる
スペースの奪い合いが起こるレベルだったとか)作り上げたシーンです。
太刀と打刀なので打撃73の燭台切が優勢なんですけど、
その優勢を表現するためにいろいろ工夫を重ねたんだとか。

帰宅して改めて見直してみると、表情が全然違いますね。
焦る長谷部と余裕の燭台切。
「こんなものじゃないだろう、長谷部くん?」と挑発する燭台切…の
シーンの練習(場当たり)では、一時期無駄に笑わせるのが流行り、
観客に背を向けている和田さんが変顔をして東さんを困らせ、
真面目にやれとスタッフに怒られたりもしたそうです。

椎名さんのこだわりシーンは、これも紅白戦での投石。
再演になって導入されたくだりで、エア石を3人のモーション連動で表現します。
椎名さんが音楽に合わせて台詞を言い、それに合わせて投石モーション。
ここが定まってぶれないので、不動に背を向けている一期は台詞に合わせて
刀を振るだけ(これがまたタイミングずれないと椎名さん褒めてました)。

刀に当たった石が長谷部の頬に当たり、中傷絵ばりに流血する…という流れですが、
石を受ける動作の練習を和田さんは幾度も練習していたそうです。タイミングとか。
江雪の長い髪の扱い(正座をする・立ち上がる)など、言われないと気づけない
プロの工夫と努力の結晶があの舞台だと思うと、改めてジーンとします。

あとはサイコロトークとジェスチャーゲームでした。ジェスチャーゲームは
はたから見てると難易度高いお題ばかりに見えましたが、さすがはプロ。
表現も読み取る方も(読解では椎名さんが凄まじかったです)こなしてました。

イベント最大のインパクトは、軍議(日替わり)とバクステの円盤の発売発表。
殺し合いと表現するキャストがいるくらい毎日戦いだった軍議、
キャストも今日のイベントで初めてゆったり見て、笑い倒したようです。
(この時の座り方が荒牧さんが膝枕してもらったりとか…)

円盤では大楽のずんだが収録されてますが、きねは当日の朝に小道具さんに頼んだら
夜には出来ていたという衝撃の品物。どの公演も仕入れられた元ネタメニューに対し、
キャストがああだこうだと軍議の軍議をして流れを決めていたそうで、
誰がどれを思いついたか、と聞かれてももう分からないんだそうです。

ファンディスクには和田さんがたくさん登場するようで、楽しみです(笑)

2017.5.13 wrote


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