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 2016年12月10日(土)   貞ちゃんはこっちに来てる? 

アニメ最終回に向けて、まだまだとうらぶコラボの新規が出てくるようなので
(はなまるうどんが本当に出てくるとは…)消化できるうちに消化しておけ、と
行くタイミングを計らうのに苦慮していた三島・佐野美術館に行ってきました。

1年ほど前にも備前刀剣王国というタイトルの展示に行ったんですけど、
あの時のめあてだった生駒光忠とは結局、夏に所蔵元・永青文庫で再会しているので、
縁というのはよく分からないものです。ライティングに関しては
元来、住宅であった永青文庫よりは佐野美術館の方が秀でていましたが。

今回のおめあては貞ちゃんこと太鼓鐘貞宗。
元気いっぱいな歌舞伎者である彼のことは、結構気に入っているのです。
三島市は予算120万でコラボスタンプラリーを組んできました。
周回は3か所。考えてみたら、徒歩移動可能な範囲でいくつもミュージアムがあるって
大都市ではないと難しいのかも…三島市、割と頑張ったのではないでしょうか。

まずは駅前にある楽寿園内の郷土資料館。
楽寿園は溶岩流が基盤となった美しさを有する庭園なのですが、
かつては近郊まで水路で生活用水を供給していた小浜池が
今では20cmも水がはっていないという時の残酷さを感じさせるものでした。
富士山からの湧水が元なので、開発によって枯れたらそれまでなんですよね…。

資料館自体は無料で、ほっこり系。蜻蛉切の戦闘パネルは大きすぎて、
本当にミュで彼を演じられるガタイの若手俳優がいるか、改めて疑問を抱きました。
背が高いだけじゃなくて、筋肉質で、ほぼ上半身むき出しですから。

次は三島大社。この日一番の行列は、参拝待ちの賽銭箱前でした。すごいな。
なぜか花バスが止まってて、松本あたりから獅子舞の奉納に来た一団がいました。
スタンプは宝物館の無料ゾーン(ショップ)にあるので誰でも押せるんですが、
やっぱり入ってしまいました。水戸光圀の業績がこんなところにまで…。
(祖母=頼宣の母が伊豆の人)
貞ちゃんのスタンプは可愛かったので手帳にも押しました。

ラストが佐野美術館。お出迎えするパネルの後ろに張られた布が
刀身を拡大したものだったので、いかにも顕現しました感が。
描き下ろしイラストは美麗でしたし、2月までやるだけあってグッズも在庫山盛り。

展示は佐野美のコレクションを全部吐き出すみたいな形で、火車切広光がいたり。
黒田家伝来だという国行もいました。あと一角で異彩を放つ某財団コーナー。
開幕日にはここに小夜と愛染がいて大混雑だったのですね。

今はボスの、安物(と言っても10万クラス)も見ないと良さが分からないでしょ、という
趣旨に基づいてドンキのように何振りも縦に並べられている状態でした。
布も独自開発だし、研ぎも伝統的なものとは違う手法で行い、
肌がガラス越しでも誰でも見られるようにしてしまったりと、完全に科学者の手慰み。

貞ちゃんと蜻蛉切は最後の、注目の刀コーナーにいました。
トーハクにあるという伊達家の刀剣台帳のカラーパネルが貼られ、
嫁入り道具として吉兆アイテム扱いされていた貞ちゃんが
同時に将軍家から贈られながらも行方不明になった長光に代わり、
大倶利伽羅と同じ箱で大小として大切にされていたことが明らかになりました。

貞宗は徳川家の刀も展示されてましたが、物吉もそう大きくないのに、
今まで見た貞宗の中では一段と小ぶりで、パネルが割と小さめなのも納得でした。

蜻蛉切は見るの二度目。花丸では煽ってくる鳥が足で刃先を挟んでましたが、
それでも足が切れてしまいそうなぐらい鋭い三角形の刃でした。

来場者の9割は若い女性で(他のスポットではちらほらしか見みかけなかったのに、さすが)
館長も最新の著書で安倍総理夫人と対談して、とうらぶの蜻蛉切がイケメンだと
嬉々として話しているのも納得なのでした。伊達組の人気、さすがですね。
グッズも貞ちゃんの方がよりはけているようでしたし。


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