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Land of Riches
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昨日付で書いたベッジュマン&バートンのカフェは来年8月末までの限定らしいです(挨拶)
今日は悪いと会社の営業に言われてしまう有休消化率向上も兼ねて、トーハクに。 いや、もともとは水戸へ行くつもりで申請していた有休だったんですけど、 徳川ミュージアムがイベントを繰り出してきたせいで、急遽日程が変更に…。
トーハクでは今日から国宝・三日月宗近が3年ぶりの展示に。 朝イチには傍若無人な審神者(=刀剣乱舞プレーヤー)もいたようですが、 正午前に私が二度目の(!)13室を訪れた時点では、付きっ切りの列整理もなくなり、 みんなお行儀よく写真撮ってました。一回目も常設展で行列というのは異様な光景でしたが、 20人も並んでなかったですし。写真撮影可だと全然列が流れないのは 毎年夏のアートアクアリウムで懲りてます…トーハク太っ腹すぎますね。 (キューハクはダメらしいと風の噂で)
しかし、この目で見た三日月は、今まで刀剣関連書籍で何度も見た写真とは 全く違う印象を受けて…やはり本物を見ないとダメだと一目で分かりました。 今更ながら、沖縄へ行くからと福岡行きを渋った1月の自分が恨めしい!
三日月の号は、打ちのけが三日月の形に見えるから名付けられたもの。 写真では「ん?」なんですけど、実物見たら、即座に理解できました。 刀剣乱舞始めてからそれなりに刀は見ましたけど、あんな打ちのけ他にありません。 先ではなく手元に近い部分に大きな反り…というのもすぐ分かって。 繰り返しになりますけど、やっぱり本物見ないと分からないことたくさんある!
今回のトーハクの展示、ラインナップすごいんですよ。 三日月以外に銘入り長船光忠(燭台切の兄弟。長船らしく刃紋が超絶優美)、 二字国俊(来国俊とは同一人物説も他人説もあり、案内文では特徴が違う…と)、 短刀ではないけど貞宗(伊達組加入予定の太鼓鐘貞宗の兄弟)、 堀川国広(ゲームに出てくる土方の愛刀は偽物説もあるけど、これは本物)etc. これで刀剣乱舞を意識していないと言われても…といった調子。
トーハクは現在、外と建物内でそれぞれ90分待たされる(平日なのに。 休日はこれが倍になるとか)鳥獣戯画の特別展をやってます。 もちろん並んでませんが、明治時代の模写ならトピック展示で見られる太っ腹ぶり…。 620円で1日潰せそうな充実の展示、これもあちこち博物館行って、 やはり東京のナショナルミュージアムは頂点にあるのだと実感させられます。
平治物語絵巻が三日月と入れ替えのタイミングになってしまって残念だけど、 頼朝が使ったと伝承される鎧の展示(幕末の修復で、修復箇所が分かるように 糸に年号を染める+旧パーツは別保管+もともとの姿を模写とされていたのは感動もの)など 今回もたっぷり堪能しました。これでも2月と違って東洋館ほぼスルーしたんだけど…。
あとはstay nightカフェと池袋で買い物して帰ってきました。 また台風崩れの温帯低気圧が夜中に通過するようで。明日は台風一過の夏日ときたもんだ!
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