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 2014年10月25日(土)   漂白される社会 

締切に追われセルフネグレクトです!(威張ることではない)

Jユースカップ、レイソルvsザスパクサツを抜け出して見てきました。
終わってみれば4-1でしたけど、ATの2得点がなかったら、
そもそもレイソルは予選リーグ突破する権利さえなかったのでは…いや、大会なんて
結果が全て、勝つことにだけ意味があるシーンなど、サッカーではいくらでもあって。

一応レイソルの得点経過は最後の1点(3点目をメモしている間に入ってしまった)以外
全部控えたんですが、これを書くにあたって全部消しました。
得点経過は私が書きたいことと関係ないですし、それは他を見れば分かることなので。

夜、twitterでザスパクサツ選手の、ユース引退に対するツイートをいくつか見かけました。
敗退は悔しく寂しいことですが、同時に彼らはいい試合をした、と手応えを感じてました。
実際、ATの2点に至るまでは、どちらに天秤が傾くか分からない試合でした。

U-19代表が予選を突破できなかったことで、アンダー世代の育成手法が問題視され、
トレセンによる選手・指導者の画一化が悪と糾弾され、関西から比較的
ストライカーが輩出されるのは、マニュアルにとらわれない「変なおっちゃん」が
比較的残っているから…という説さえwebには登場してしまうご時世です。

ポゼッションが手段ではなく目的化している風景は、レイソルU-18でも時折見かけます。
勝ち越し点は、ゴール前で素早く回して…手数をかけて、より得点に至る可能性が
高いシチュエーションを創出した産物なのですが、そこに至るまでの間に、
回したからカットされてしまった場面も何度も見受けられました。

ザスパクサツは、ラストパスとフィニッシュに正確性を欠いてましたが、
(そういうサッカーは良く見かけるから、進化の途中であることが理解できます)
ボールを前に運んでいくという意思においては、レイソルを上回っているように感じました。

ザスパの10番が、複数人に突かれても突破を目指していたのに対して、
レイソルの8番はスピードを落としてでも味方のフォローを待っていたのを見て、
これが突き詰めた果ての優先選択肢なのか…と思ったものです。

ザスパクサツと互角の試合をする、それは均質化の象徴のように感じました。
20年の時間をかけてたどり着いた育成スタイル…サッカーのスタイルが
時代と共に変遷していくなら、育成のあり方も変化していくのでしょう。
常に右肩上がり、なんてのは幻想の世界にしかありえません。

私自身がサッカーに対して求めていたものは、今はほとんど見かけることがなくなりました。
それでも、感傷と、わずかな期待を抱いて、ぼんやりとスタンドに座るのです。


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