Land of Riches


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 2011年10月02日(日)   孤高と孤独 

今日は近日中に行くから、とパスするはずだった松本へ行ってきました。
自分への誕生日祝い、考えたんですが、“それ”しか欲しくなくて。
…サッカーしている船山さんが、そして、山雅のサポーターに
親近感を覚え始めている(!)船山さんが見たい、と。

松本駅着いて、想像以上の肌寒さ(最高気温17度という予報に、
上着は持参したのですが…)でカシミヤ靴下を買おうとしたら、
まさかの財布家置き去りが発覚。チケットや切符は持っていたので、
シャトルバス代往復1000円をひねり出すのにどうしようか、悩みました。
今の世の中は見知らぬ人にどんどん冷たくなっているのを実感した果てに、
手持ちのあずさ回数券を1枚金券ショップへ売り払うことに決定。
身分証明証も全部財布に突っ込んでるため、苦戦したのですが、
まさかの買取同業者さんを紹介して頂いて、安値ながら買い取ってもらえました。
1枚売るだけでコレだけ手に入る、つまり、コレくらい使わないと松本には来られない…!

行きのあずさで(スーパーあずさの方が車両古くて驚きましたが、
もしかしなくてもスーパーの350系って私が学生時代から運用されている…?)
一緒だった妙齢の女性に言われたのです。その人たちは集団で
松本観光に来たのですが、一人で旅をするのは凄い、と。
自分は歳をとったのもあり、何かあったら怖いから
一人では出かけられない、と言ったのです。

大好きな人を見るために働いて…生きているのですが、その過程で、
そして旅の途中で、多くの人と関わって、ようやく試合が見られます。
たとえ単独行動であっても、稼ぎ、旅をし、運営された試合を見るまでには
いろんな人の努力があるのです。何よりも、船山さん自身の日々の鍛錬が。

今はいい、けれど将来は…考えると恐ろしいことばかり。
一人で生きる現状と未来を考えさせられた2日間だったのです。
いや、別に寂しいから誰かと一緒がいい、なんて安直な想いは、もう卒業しましたが。


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