Land of Riches


IndexBeforeAfter

 2010年02月07日(日)   さくらフレーバーティー 

無印の新製品・さくら緑茶は桜餅な心地がしました。
帰宅した今は、随分前に某嬢より頂戴した桜フレーバーティーを入れてみたり。
春が近づいてきてます。

今日はniftyのジョナサン・ケイナー×鏡リュウジイベントへ行ってきました。
しかも、2日連続武蔵野線運転見合わせに巻き込まれ、本日も開始に遅刻。
関西や九州から駆けつける人がいる程のイベントだけに、残された席は
時折、強風で勝手に開いてしまう入り口ドアのすぐ脇のみ…たまに寒かったです。

二人とも、好きな占い師(天の星は誰にとっても同じ動きしかしないのだから、
星占いなんて、それをどうやって解釈するかだけの差であって、そういう意味で好き)なので
ご本人にお目にかかれるなんて嬉しすぎるのです。二人の文章には
ネガティブ(嫌われもするし、これを指摘されないとすっきりしないと言う人もいる)な
表現が少ないと問われたのに対しての二人の答えが印象的だったので、書いておきます。

ジョナサン:
光が明るいから影も濃くなるのであって、影ばかり見ていても仕方ない。

鏡:
占いは物事を違った角度から見るためのツール。
「占いが当たる」と言われるが、僕にはよく分からない。
ただ、無意識を意識化するための役には立っているのかもしれない。

あと「平凡なホロスコープ」というものは存在しない、とも揃って力説されてました。
よく私は船山さんのホロスコープはアスペクトができまくっていて普通じゃないと
書いてますけど…あらゆるホロスコープから同じぐらい普通じゃない部分が
見出せないのは、やっぱり私にホロスコープを見る経験数が足りてないから、です。

本当は全星座の今年について触れられていたんですけど、興味あるところしか
メモを取ってないので、その分だけ書き残します。ない部分の方はご容赦を。

【牡羊座】
牡羊座にとっての5室に、牡羊座の支配星・火星が長期滞在。
これは5室の帯びる性質である“楽しいこと”を満喫しろということ。
限りある人生、楽しまなければもったいない。

【牡牛座】
牡牛座は内弁慶で、慣れ親しんだ状況においては強い。
けれども、今年は11室に木星が入るため、“合わない人”を
“面白い”と感じて、交友関係を広げられるチャンス。

【蟹座】
木星が9室。世界を内側でも外側でも広げていく時。蟹座が苦手とすることだが。
蟹座は「うちら」という言葉が好きだけれど、その「うちら」の範囲が広がる年。

【獅子座】
火星は獅子座に長くいるため、感情的になりやすい。振り回されないように。

【乙女座】
土星が抜けて「お疲れ様でした」の段階。現実の思いを思い知らされる2年半だったかと。
しかし、今年、一度また乙女座に戻るため、2年間積み上げたものの仕上げをすることに。

【天秤座】
土星が入ったが、天秤座にとって土星はそんなに悪いものではない。
土星は天秤座で高揚[エグザルテーション]すると言われ、本来の天秤座支配星である
金星よりも天秤座の最初の方の度数では良い力を発揮するとも言われている。
土星は状況をコントロールする力を与えてくれる。試練はやがて自分の力となる。
天秤座は普段、相手から見た自分ばかりを気にするが、土星の制限する力によって
見方が圧縮され、言い換えれば一つの物事に集中して取り組むことができるようになる。

【蠍座】
木星・土星の180度にTスクエアを組む冥王星は、蠍座の支配星。
自分に対立を調停する力があると信じれば、何でも乗り越えられる。
木星が第5室にいるため、蠍座らしからぬ自己表現欲求が強まる。

【水瓶座】
2010年は大事な年。何か引っかかってしまい、嫌われていると思ったりしがち。
だが、それは「(人生における)甘いものを食べ過ぎてはいけない」との天の声。
去年、いろいろ手を広げたことに対し「もう十分じゃないの?」とストップをかけ、
始めたことを持続可能な形にして、定着させていく年となる。

【魚座】
伝統的占星術では魚座の支配星だった木星が“戻って”くる。
しかし、牡羊座と行ったり来たりになるため、引きずられて多忙になる予感。
12年前や6年前を思い出せば、今年は12年のサイクルのスタートだと分かるはず。

ある年の誕生日のホロスコープは、それから次の誕生日までの運勢を表すとも
聞きました。今日誕生日の方がいらっしゃったんですけど、明日、
金星と天王星が0度のため、ふわふわした夢のような1年になるんじゃないかと。

ジョナサンの年運、初めて購入したのが2年前なんですけど、衝撃でした。
星はこう動くけれども、それとは関係なく…と書いて許されるのは彼だけ!(笑)
毎週の占いもチェックしてますが、ゆかりさんや加藤まやさんの週運は
こう星が動くからこう書いてあるんだろうな、とたまには分かるんですけど、
ジョナサンのそれは全く分からない! ものすごく比喩の引き出しが多いんです。
トーク中も、これをそう表現するか…と驚くような言葉遣いをしてました。

一方の鏡さんは、象牙の塔にこもってる専門家相手の講義から、占いに関して
全く無知な人たちを相手にするTV出演までそつなくこなすだけあって、
通訳を含め、さすがのスマート振りでした。根は関西人なんですけど。

星を読む技量は、ホロスコープを見抜く眼力以上に、それを表現する
文章力が顧客に与える印象としては大きく左右するのですけれども、
さすがに巨匠と呼ばれる二人だな、と感じたのでありました。

最後に、イベントで配布されたパンフレットに書かれていたジョナサンの言葉を引用します。

「僕は、誰かが誰かのタイプだということは信じていません。
星の位置の動きによってチャンスのあり方が変わっていくだけであり、
一つの星座と一つの星座が相性がいいとか、悪いとか
そういうことは言えないと考えています。つまり、二人がお互い
関係性を持つ努力さえすれば、いつでも恋愛は可能なのです。
占星術はどのような努力をすればいいのかを教えてくれます。
どうかこれだけは忘れないで下さい。簡単な関係は同時につまらないものだと」


やぶ |MailWeblog