Land of Riches


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 2007年10月12日(金)   たまねぎ たまねぎ あったわね 

一度頭を回りだすと止まらないものは、いろいろある。



ケチのつきはじめは、着て3分も経たないおニューに、染みがついたこと。
通勤電車で潰されるのも、業務範囲が拡大するのも、新人を教えるのも
今の私には無理無茶なこと。やっとの思いでオフィスを這い出して、
週末恒例?のデパ地下めぐり―も、全然楽しくなくて。ハロウィーンで菓子花盛りなのに。
1つのお菓子を買うのに、6店も回って。疲れてるのに、荷物抱えて歩き回り。

買い物も洗濯も入浴(今夜はバスメルツにしておきました。やっぱり使い慣れたもの、
慣れた香りが一番です)も布団の上げ下ろしも、私がやらなきゃ誰もやってくれない。
誰かと一緒でない時間の方が、人生で圧倒的に長い自分。他人との距離がうまくとれない。
入社したての人に挨拶され、何を返していいのか分からない。怖いものが多すぎる。

金木犀の香りだとか、電話越しに聞こえてきた岐阜訛りだとか、ちょっとした癒しがあり、
手足が冷え、電車に乗る時間が永遠に思え、駅から家が無限の距離に感じられ、
某駅で見かけた、救急隊員に搬出される女性客と、彼女の“処理”に手馴れた
隊員と駅員を見て、同じ駅で倒れて(これが今までで最後の、4回目)搬送された日を
思い出し、搬送先まであっという間に決まってしまう、パターン化された現実に唖然とし。

何が怖いかは、正視したくない。
何が楽しいかは、考えても分からない。

週末の予定。心躍る時間はどこにあるのか…J-STEPへ沈む夕日を眺めていた日のように、
大好きな選手が目の前にいるのに、泣きたい心地になるんだろうか。悪夢のような実体験。





物事は必要とされるタイミングで起こる。
残念ながら、それは事実らしい。
無意識の予感は、私に現時点で正解だと思われる行動を取らせている。





風呂に入ったら、不安は薄れ、その代わり、まぶたが重くなった。
もっと気楽に。





まだ終わりじゃない。まだ踏ん張れてる。

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要するに、決断力が著しく低下しているところへ、2択では飽き足らず
3択を迫っている、ということでしょ? 意外にも答えは出てるんですが。

択ぶ―良い方をチョイスする、という意。


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