Land of Riches


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 2006年12月23日(土)   ことだま 

「○○(本名の一部)ちゃん」と呼ばれるのが嫌いなのは、実際にそう呼ぶ人が
祖母と叔父・叔母=苦手かつ嫌いな人しかいないから、だったりする。
父は呼び捨てするけど、私と直で話すのが苦手らしく、いつも母に伝言を頼む。
母はいまだに「お姉ちゃん」と呼ぶ。母の口から自分の名前を聞いた記憶がない。
(弟が生まれてから、我が家は「おじいちゃん」「おばあちゃん」etc.が基本)

ネットデビューした頃は「やぶちゃん」と呼ばれるのにも抵抗があったりしたけど、
今では自称しても平気なくらい。昔ほどはこだわらなくなった。

思えば、私って「○○って呼ぶから●●って呼んで」って指定したがるかも(苦笑)
特に、大切な人は他人と同じ呼び方で呼ぶのが好きじゃないかもしれない。

名前は、自分が脳内にストックした対象の特徴をまとめる、大事なワードだから。
インデックス、っていうの?

フリューゲルスが消えたとき、人がそれぞれフリューゲルスに抱く気持ちは違うけれど、
それらを全て受け止められる器は「フリューゲルス」しかないんだと学んだ。

人と自分は違う。その絶望的なまでの落差と戦うのが天秤座。
石井ゆかり先生流の定義?

夢を見た…いろんな人とサッカーを見てて、自分だけアテネ世代のマッチアップに興奮して
他の人がそんな反応をするのは何故か分からないと不思議がる夢を。
今日は少しだけ時間を巻きもどそうと思って、「果てのない道」を聴いている。

人はそれぞれ違うし、過去はもちろん全然違う。今という接点があるのは
偶然の賜物だし、だからといってそれぞれの過去が変容するわけではない。

忘れること(または忘れたふり)はできても、過去を消し去ることは出来ない。
時間が一方向に流れている三次元世界。

「レイソルが大好きです」
そう言われると、レイソルを好きにならなきゃいけないような義務感が芽生える(微苦笑)
自分の悪癖なんだ。価値観をずらさないように、埋めようとあがくこと。

違うよね。
正解は距離を縮めることじゃなくて、互いの距離を正しく認めること。
愛しい人はそれができる人だった…私はできなかった。そして錯覚した。そんな若かりし日。





アントラーズ本田さん引退の記事を見て。
Jリーガーになるだけでも超難関なのに、一つのクラブで現役を終えられる、
そんな選択が出来る人は、その中でもきわめて少数なんだと気づく。

そこは生死を賭けた戦場。









doce。
もう、しょうがないなぁ、って感覚。
自他共に認めるB型。

99年のナビスコカップは、ZEPHYRにレポが残してある
今思うと…ZEPHYRを消さないで、と言ってくれたSさんやKさんがいてくれて、本当に良かった。



「ユースどうっすか?」
あれを入れたのは。
思えばいつも聞かれてたなぁって感じたから。

家。

家があって。
箱入り息子と家出息子。
どっちも好きなんだよね。

スペクタクルと勝利。
どちらが見たいか、どちらに金を払うかと聞かれたら。
迷うことなく前者を選ぶ。

勝利とは敗者を打ち破ることで。
補強とは選手の移籍。

キライだ。
そんなものを見るために休日を割いているわけじゃない。

楽しくて、気持ちよくて、快くて、美しいもの。
非現実、幻想、ファンタジー。そっちのカテゴリー。

シビアな現実以上にシビアな趣味なんかいらない。

だから。
多分…また探しに行く。夢の続きを。
楽しい時間が永久に続かなくても、楽しい記憶は虚構にはならないから。

夢の続きを。
昨日見る夢と今日見る夢は同じじゃないから。


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