サッカーは45分ハーフの90分が1試合の、クロノスで定義されたゲーム。
全ての90分はそれ以前の90分とは関係なく、スコアレスのまっさらな状態で始まる。
ゆえにGAMEであり、PLAYするものである。

けれど、何度となく見つめてきた90分は、一様の長さを持たないように感じられる。
リードして迎えた終盤の時計は、遅々として進まない。
逆に、ビハインドを背負った試合では、あっという間に時計は回っていく。
単調すぎて、時計を見たらまだ20分ちょっとしか経ってない、という感覚もよくある。

攻撃のリズム、緩急をつける、呼吸が合うor合わない―旋律のようでありながら、
メトロノームでは決して計れないタイミングの積み重ねが、サッカーのような。
だとしたら、サッカーはクロノスではなくカイロスで構成されたゲームになる。

どっちだ？

今日見に行ったユース練習試合（30分×4本）、ロスタイム云々はあるにしても、
どんどん1セットが長くなっていくように感じられた。それは倦怠感ではなく、
むしろ逆の…いつものメンバーじゃない新鮮さが生んだ集中だったように思った。

「2005年12月11日（日）」という言い方は明らかにクロノスだけれど、
その日交わした言葉…違う、そういう言葉を交わした時間、あれはカイロスになる。

ところで、カイロスは共有可能？

武富くんがクロスを上げて、太田くんが頭で決めた時。
あるいは、山本くんを先頭に走ってきてくれた時。
その時の…とき。

見てるだけじゃ共有できない？
あのクロスに…反応した人だけが？

時計は嫌い。時計なんてなくても生きられたら幸せ、と何度呟いたことか。
時計が唯一必要になるのは、キックオフの時間が決まっているからだ。
10時開始、14時開始。野球はいつ終わるか分からない。サッカーは大体見当がつく。

誕生日が嫌い。誕生日が来ると年を一つとるから。年って何？ 老化を計る物差し？
ヒトは年齢と比例して老化するの？ 20歳になると成人と認められるのは何故？

アンダー代表は何故年齢で参加が制限されているの？
誕生日は人間が生きていく上で必要？

ギリシア語にはもう一つ、時を示す言葉がある。アイオーン。
永遠にも感じられる刹那。時が止まったような瞬間。

多分、幸福は、至福は、苦しみや悲しみに比べたら短いもの。
短いけれど。
忘れがたき濃さで。
鮮やかに人生の一部を抉り取る。

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そういえば、ジュ・トゥ・ヴのオルゴールアレンジバージョンを見つけたんですよ、
サーフィン中に！ 悠真の悠は悠然の悠、だったような気がします（にやっ）

影響ってのは恐ろしいもんで、今日も部活vsクラブユースを見ながら、「何年か前に
こんな（フィクション）世界に没頭してたなぁ」としみじみ振り返ってました。
部活の上下関係に苦しむクラブユース育ちのエリートと、クラブユース独特の
感性を振り回していた笑顔の少年。昔書いた物を読み返すと本当に毒だから（自爆）

大体2パターンですよね、毒吐きで笑わない奴と、いつも笑顔のおバカ無邪気さん。

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▽サポーター激怒！福岡 再び最下位（スポニチ）

山形恭平選手会長は長い間サポの話を聞いて、気持ちは分かるといい、
サポミの開催をクラブに持ちかけると話したそうです…選手を盾に…。

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おめでとう！
まだ状況よく飲み込めてないけど！

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