Land of Riches


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 2004年10月15日(金)   all over bar the shouting 

たこ焼き屋で、レイソルのために柏へ引っ越して来た人の話を聞きました。
その人は都内の会社の寮を出て、家賃と通勤費(会社負担)と観戦時の交通費を
考えた結果、通勤時間大増量を覚悟で柏に住むことを決めたんだそうです。

また、趣味がないと嘆くお店の方のお知り合いに、サッカーのルールはよく分からない
(ネットにボールが入ったらいいの?レベルらしい)けど、スタジアムへ行って、
サポーターのコールを聞くままに真似て、とにかく大声を出すのがストレス発散になると
通っていらっしゃる地元の主婦の方もいらっしゃるそうです。日立台は街に近いスタ。
それへの関わり方はいろいろ…私の関わり方は、ちょっと変わってるけど、それもあり。

サッカーと関わって生きていく―Live with Football―そのやり方は、思ったよりも
たくさんの関わり方があって、それを束ねる唯一の存在こそがクラブで、
そこをホームとするスタジアムなのだと改めて感じました。浦和のようには
なかなかいかないかもしれない、でも、この街にもスタジアムがあって、
たこ焼き屋さんの場合は稼ぎ時なのTV観戦ばかりらしいんですけれども、それもまた一つ。

声を出せ、と西村ジャパンから言われ続けてきたのを聞いていて、昨日の
ユースの試合では、HYPER REMIX HYPERさんのBBSでも取り上げられてましたが、
「輪湖、怒れー!」というコーチングがありました。日本人は声を出せないと
言われるし、数少ない海外体験でもそれは頷けます。たこ焼き屋さんいわく、
特に女性は大声を出すのは恥ずかしいという風になっちゃうから…とのこと。

日立台は女声は嫌がられそうなので、基本的にはおとなしく見てますが。

でも、ゴール決まった瞬間の絶叫(やぶさんのは大体ワンテンポ遅れて、
しみじみと「やったぁ〜…」という感じ)ぐらいは許して欲しい、と(笑)

サッカー場は非日常、その一つの要因に、日常生活で身につけている
儀礼の仮面を脱ぎ去る(そういえば昨日のicedayさんは仮面ネタだった)ことも
あると思います。思い切り興奮も、酒の酔いすら交えて、そして魅せるプレーで。

笑え、泣け、叫べ、怒れ、信じろ、祈れ、喜ぶ、悲しむ、どちらも突き抜けた感情。
日常生活では味わえない尖った爆発的感情。ストレスさえも吹き飛ばす…かもしれない。

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土曜のトップ練習は非公開になったのですが、全く同じ時間で、おそらく
人工芝で行われると思われるユースの試合は見れるんでしょうか…って電話することか…。

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時計は4時をさそうとしてます、この胸にうずく想いを少しでもプラスへ転化すべく
試合でもないのに黄色いレプリカを着て、寝てみます。今日は…エルゴラの日か。

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訳あってナオキ語録@S-MINDを読み返したら、相変わらずこの人は尊敬の対象で、
こんな大人になりたかったと思っていたのに、私がファンになった頃の、
若手と言われていた相馬さんの年齢は飛び越えてしまったのに、自分は本当
メンタリティだけはガキのまんまだと呆れてしまいます。果てないモラトリアム。

ワールドカップで感じたものは言葉にしないと頑なに主張していたフランス大会後の
相馬さん語録は、自然と熱意が冷めていきました。今も墓まで持っていくつもりでしょうか?

私に、プレーからその人のパーソナリティを読み取れるぐらいの感性があれば、と
ないものねだりをしてしまいます。ないもの? でも、祐三さんはそれを欲して
そこまで伝えようと思いながらプレーしているんですよね…ただの努力不足か、私の。


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