Land of Riches


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 2004年04月10日(土)   断崖絶壁 

谷澤さんのtoto CMオンエア日を1日勘違いしていたやぶです。こんばんは。
いろいろいじってもフレッツスクウェアへ接続できないし、いただいた動画は見れないし、
ネット上へブックマークを置いてないから日参サイトへも行けないし、踏んだり蹴ったりです。

何はともあれ、よく帰省できたと思います。地獄のような1日でした、どこへ行っても。
特に鹿嶋からのバスと新幹線は、たった10分でさえ永遠に思えて、少なくとも3回は
泣きそうになりました。たまにしかメールの来ない携帯と、最初は忘れてきたと
大騒ぎした、でもたたみ直した31番ユニフォームの間から出てきた薬のお陰で
帰ってこれたのかもしれません。よく分かりません。なんとなく、あの街へ私は
戻りたがらないのでは、と感じました。あの街が嫌なのではなく、移動が面倒で。

事故渋滞に巻き込まれたバスでは、ただイライラしていて、新幹線の中では
どこまでも自分に厳しいもう一人の私と、激しく自問自答を繰り返してました。
それをここでリピートしても仕方ないので書きませんが(どうせいつもと同じ論理だし)

また今日も試合を見て鬱屈たる気分になった、でもそれは何かの懲罰ではなく、
私が自ら望んでした行為。私が今味わっている境遇の大半は、同じメカニズム。
他の誰でもなく、自分の選択の結果、生じた現状なのです。好きな選手や、
応援しているチームの試合を生で見られるなんて、それだけでも十分幸福なのに。

レイソルユースとアントラーズユース―内容よりも観戦箇所が過負荷だったかもしれない、
でも逆側のスタンドへ座ったらその何倍もの負荷がかかることは目に見えていたから
(なにせ日曜日に至近距離でご対面したばかりだから、当該選手とは…)
そうしたんです、自分で。いい加減、私は自分と全く同じ価値観を持つ人がこの世には
存在しえないことを諦めなければなりません。頭では分かっているのに。

必死になって船山くんの持ち味を把握しようとして、玉砕しました。変なもので、
だんだんレイソルユース自体にも愛着が湧いてきたけど、遠藤くんや中台くんや
桜井くんはどんな選手か言えるのに、船山くんは何試合見てもよく分かりません。
うまい…ボール扱いは確かに巧み、けれど闘志も周囲への干渉力も感じないのです。
実はトップにも同じことで悩んでいる選手がいるんですけど…大谷秀和さん。
どうも私は一般に評価の高い選手の良さが分からないと、焦ってしまうようです。

サイトもここも自分のため。それは事実。でも人間は本能的に継承を欲するのも確か。
私が唯一褒められたもの=文を使ってサッカーを表現したがるのは、ひとえに、
自分の文章を読んで、自分の好きなものへ興味を持ってくれる人が発生してほしいから。

死に掛けの記憶力で思い出せる限りでは、それが成功した人は川崎憲次郎さんと
市川大祐さんの二人です。ちょっと皮肉っぽいんですけど。自分が他人へ
プラスの…私から見て、私にとって(?)プラスの影響を与えられると嬉しいんです。
つまり、自己中。このところサッカー見て沈む日が多いので、どうしてサッカーを見て、
どうしてホームページをやろうとするのか、これを頻繁に自分へ問いただします。

そんなことより怖いのは、明日スタジアムへ行けるかと、突発的に全てを投げ出さないか。
また明日もLRを書けますように―近頃は真剣に祈って、本気で感謝しているんです。

…そうだ、帰ったら夕食が出てきた(本日摂取したのはクラハの自動販で買った
メグミルクのパックと、ぷらっとで引き換えたジャスミン茶のみ)んですけど、
祭りだから決まっているとはいえ、既製品の寿司とエビフライとレタスと豚汁でした。
しかも自室持ち込みで―だって私は家族と同じ時間に食べなかったから、いつだって
そうやって自室でネットしながら朝も晩も食べてた、だから当然の出迎え方だけど、
違う、私がして欲しいのはそうじゃない、と強く感じました。言えなかったけれど。

読む方の予想通り、私が真っ先に平らげたのは赤味噌の豚汁でした。海老を3匹、
寿司5カンで食べ過ぎて吐き気を覚えるなんて、いかに私がでたらめな毎日を
送っているか、いい証拠です。大戸屋の定食ご飯少な目はおろか、吉野屋の豚丼並盛でさえ
今の私には量が多すぎるのです。お金がない、作るの面倒くさい、何より食べたくない。

私を一人にしないで、誰か返事をして、私の話へ答えて、置いていかないで!!

おかしなことに、充電器も忘れて途中で買ったり、案の定いろいろ忘れてきたけど、
(やっぱり早めに準備して、何度も確認しないと!)
レプリカユニとファンバナとチケットホルダーは、水曜の試合までバッチリな勢いで
揃ってます。グッズでないのは、すっかり何か別用途と化してしまった20番の
リストバンドぐらい。その20番の名前でも狂ったように呼び続けでもしないと、
寝て起きたら、何のために帰ってきて、どこへ行かねばならぬのか忘れてしまいそうです。
ナガタミツル―新幹線で追い掛けてきたんだから、帰りも追い掛けるけど。

2004 4 11 wrote


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