Land of Riches


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 2004年04月08日(木)   埼玉の星 

彼が埼玉選抜だったという事実とその戦績を、脳内から抹消してしまったようです。

今日も無事に帰宅できたことを感謝します。駅から家までの10分ちょっとの
道のりが日に日に長くなります。今日は途中で何回立ち止まっただろうか…。
24時間考え事をしています。やめられません。自分が世界で一番不幸だと考えるのは
鬱の特徴だと認知療法サイトへ書いてあったけど、他人の人生は体験できないから
比較は不可能なわけで、でもそこで、自分は自分と割り切れないのは理屈でなくて。

やっぱり私は神経質なA型なのかな…血液型占いなんて、人間を4タイプに分ける
強引なあてにならないものと思っていたのですが。ちなみにセレッソは
こんな風になる
そうですよ。意外な人(誰とは言わない)までA型でビックリします。

家に帰ってくるまでは、あれを書こうこれを書こうと考えながら(だから考えすぎ…)
帰ってくるのですが、いざキーを叩き始めると忘れてしまいます。どうせ
憂鬱な考えの堂々巡りだから、書かない方がいいんでしょうけど。自分の不幸自慢を
繰り返してますけど、反面、アホみたいにサッカーばかり見ている自分は
幸せというか恵まれている(今週末も連戦ですし)とは感じるのですよ。
ただ、それに満足できないというか…週が明けたら、少しサッカーから
離れてみようかとさえ考えてます。サッカーというか、日立台というか。
なんて贅沢な。でも、恐ろしいことに人間は何にでも慣れてしまうのです。

今の住まいが羨ましいと言われまくっても、自覚できなくて。私から見ると
サッカー漬けの生活よりも、誰か…何かに必要とされていることの方が
ずっと羨ましかったりします。何か比較するのが間違っている気もしますけど。
必要とされることで、存在意義を感じたい―それが今の切なる欲求です。

今日は千葉まで借り出された(あの会社の硬直したシステムは正直、全くもって
理解不能ですよ…)あげく、ものすごく中途半端な時間を迎えてしまい、
しょうがなく日立台で桜吹雪に吹かれてました。文字通りの吹雪―青空が
白くなりそうな花びらの舞いの中に。近所に住んでいる人は意外に大変なのでは。

大熊JAPANはやたらせっかちで、いつも早々とピッチに出てきて対戦相手を
待っているのですが、仕様なんでしょうか(苦笑)試合は…何もなかったです。
今回の合宿はなかったことにしたいです(涙)昨日よりまともというか、
怒りは覚えなかったにしろ、低調で―いくらJ優先と負傷による離脱者が
続発したとしても。午前の試合の方が、まだ見ていられたのかな…うーん。

本当に、代表側で覚えているプレーないんです。かろうじて、高橋良太くんが
リベロにいる違和感があったぐらい。見たかった選手も出てくれたけど、
何も印象がなく…そんな相手にレイソルは優勢に進めましたが、素直に喜べません。
稲葉vs谷澤サイド(U-19から見て右)はお互い守備が計算できないだけに
裏をとりまくりで、だんだん左ストッパーの聡太さんまで進出してきて
クロスだのスルーパス(!)だの入れる始末。やはり彼はキック上手なんですね(謎)
近頃キレキレの俊太さん、実は守備面でやや難なんですが、それが全く気にならない
縦横無尽ぶり。市船の下級生時代、本山さんを彷彿とさせる2列目だったそうですが、
ボランチよりもこちらが適職なのかもしれません(後半、2列目をやってました)

ゴールの経過とかよく覚えてません。何もかも覚えてないし忘れたいし…。
あ、菅沼さんがすっごいファインゴールを突き刺したのは、さすがに覚えてます。
気持ちよかったです。いつも以上の気合を感じましたし。あと3点目の俊太さんのも、
菅沼さんが打ったのを西川くん(昨日に続きU-19で唯一評価できる人)が
どうにかはじいたのを押し込んだものですし。技術か身長か、どうにもならない
二択の答えのどちらが正解かは、私にはハッキリとは言えません。菅沼ファンだから。

レイソルの攻撃が綺麗だと感じるのは、U-19の守備がなってないからなんです。
得点経過を記憶してなくても、その“感覚”を嫌悪する自分がいるから、
消そうとしている…せめて自分の感触においてだけでも、無様な有り様を。

1点目は、右サイドから中へ入ってきた茂原さんと、左サイド谷澤さんの
綺麗なワンツーから、最後に詰めたのが中井さんだったような。2点目と3点目は、
本当に菅沼さんのプレーしか思い出せない…テクニックとスピリットが
巧みに融合した、彼らしい鮮やかなモーション。今日の菅沼さんは贔屓目抜きで
めちゃくちゃかっこよかったです。アウトオブプレーで腰に手を当てる姿にさえ
風格を感じましたもの。この人のユニを着てることを誇りに思えた(そんなの
ただの自己満足ですが)ファン冥利に尽きる時間。それだけが良い記憶です。


狂いそうになりながら歩いた帰り道で拾った
4匹目のスライム。転がっている様が、
どうしても他人事には思えなかった…。
私は何故ここまで衰弱したのか、
人ごみでなく、誰もいない夜道でさえ
不安に苛まれずにいられないなんて。


ありえないなあ、自分…良い記憶って、とっても素敵な良い記憶を忘れてます(苦笑)
今日見ていて一番幸せだったのは、実は試合をメインスタンド下で観戦しながら
髪をかきあげたり、なぜか両手で顔を押さえたりする白いトレーナー(?)姿の
永田さんの柔らかい表情でした。なんてダメなんだ私。あるサイトの永田さんの
写真見るまで綺麗に忘れてた、ありえないです。はあ…右隣には、ラグランが
赤いトレーナー着た玉田さん、左隣に、遅れて、黒一色の(肌も黒い)明神さん。

後半からは玉田さん(途中退場)の右隣に谷澤さんが来て、永田さんとの
仲良しっぷりを披露。明神さんの隣に、やはり交代した茂原さんと貴章さん。
あとは子供連れの南さんと、そんな面々を撮影する種蔵広報。ほのぼのしてました。

試合終了直後に、谷澤さんが永田さんの背中へ抱きついて、おんぶされてたのには
どうしようかと思いましたよ(別にどうにもならないから大丈夫だって)

今、一番怖いのは、何もかもがどうでもよくなること。そうなりつつあるけれども。


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