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Land of Riches
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これ以上落ちることはない―自分へ言い聞かせることもあるし、他人を慰める時に 使うこともあるけれど、何度となくこれを思うということは、底がないという意味で。
どこまで堕ちていく、自分?
PEPSI TwistのオマケについているFootbagを手で弄んでいたら、さすがに職場が 職場なだけに、すぐさま「それは足でやるんでしょ」というツッコミを複数もらいました。 でも、学生時代サッカー部で、現在も草サッカー選手であるマーキング担当Sさんだって 大きく蹴り上げてしまって、続きませんでしたから―これはボールとは違うんですよね。 私はリフティングのMAX記録2回を超える3回が最高なんですけど(死)やってたら、 氷でリフティングしていた人たちのことを思い出して、切なくなりました。
時と共に変わり果てても、サカダイの宮原 vs 千代反田対談でその大半が昔話なのに 二人ともども懐かしくなったりして、布先生の言葉じゃないですが、積み上げた 過去の1日1日は、積み重なった現在となっては、決して軽いものではないと分かります。 J2を見に行けないとこぼしつつも、Rさんのされた、日立台へ行けるなら他のスタジアムも 行けるはずという指摘は、全く間違っていないのです。日立台は、近くはない。
大臣杯のことを書かねばと思いつつも、西ヶ谷コーチの瘴気に当てられただけではなく (最愛のフットボーラーに対してこんな表現をしなければならない現実は悲しすぎます) 3日間で見た3試合が全て期待を裏切るものであったショックの大きさというか、 抜けない疲労にやられてます。でも、豊田スタジアムへ行く時に感じていた、 サッカーの試合がある、そしてそれを見に行けるという“幸福”は虚実ではないので、 それがかき消されてしまうというのは、見る前に自分が設定する期待値が大きすぎる、 あるいは非現実的すぎる証だと思います。サッカー観戦歴が長くなるにつれて 事前に望むものが大きくなっているというか、レベルが高くなっているというか、 目が肥えたといえばかっこいいですが、それは良いことなのかと言われると疑問です。 確かに、昔に比べたらプレーに対する見方は向上して、選手を愛でるにしても より選手に近い理由で応援できるようになったとは思うのですが、かといって、 試合を見に行っても楽しくない・満足できないなんて本末転倒です。
10試合に1試合ぐらいしか、とSさんはよく言いますし、間違ってないとは思いますが。
だけど正直、サンガはともかく、高槻・萩谷に何を期待して行ったかと言われると 非常に微妙です。明日の小平は行けませんけど、行けたとしても「何」が見たいのか、 よく分かりません。私が永田さんを見て満足したのは4月29日が最後でしょうか。
快さの理由なんて、全部後付けなのかもしれないけれど、それでも、それにしても。
2003.7.9 wrote
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