Land of Riches


IndexBeforeAfter

 2003年06月24日(火)   嫌らしい気取り屋の3つの高雅なワルツ 

グランvsサンガのチケットを、昼休みにロッピーで取りました―帰宅後、ローソンの
名古屋オフィスから電話がかかってきました。よくよく見ると、発券されたチケット、
台紙が逆にプリンタへ入っていたらしく、切れ目の位置がメチャクチャ。半券を
回収できないチケットは、チケットとして機能しませんから、当然、再発行です。
明日、また取りに行きますよ。しかし、こんなの初めてです。レジで「これでいいですか?」と
確認されて、了承して取ってきたんですから、私にも多少の非はあるのですが…上下が
逆さになっても分からないのは、ローソンの地味な台紙にも一員があります。ぴあなら、
Piaとカラー文字が入ってますから、いやでも気づくでしょう。こんなトラブルに
備えるため、毎回毎回、電話番号を入力しているのですね。納得しました。

SARSの警戒区域から香港が外れました。私の会社でも香港出張が解禁になりましたが、
香港といえば“西村ジャパンが最高の試合をした”思い出深い土地です。ソラミナへ
載せたレポートはどれも著しく主観的で、かつ“内容”に乏しいものでしたが、
タイトルも御殿場合宿のホップ・ステップ・ジャンプ3連発や、アジアユース前・
Jヴィレッジ合宿の「犬のための、ぶよぶよした前奏曲」(サティのピアノ曲の一つ。
レポートタイトルは皮肉な牧歌→内なる声→友情をもって、と第3曲「犬の歌」以外の
全曲を順に使用しただけ)など、マジメにつけたためしがありません。唯一の例外が
香港での "VOICE FROM HEAVEN" なのです。意味はそのままですけど―至上の楽園は
もちろん、あの時、目の前に広がっていたピッチ。そこから聞こえる声は、特に
誰のものでもないのですが(羽田さんはその一人に過ぎないのですよ)耳に残る
大きな声の数々、です。聡太さんに青木さん、山瀬さん…彼らは、本当は強いのです。
闘えるのです。それを知っているからこそ、今の姿を見るとはがゆいのですが。

次、どうにかすればいいと考えるのは、次があると思い込んでいる証拠。
意識的にせよ無意識的にせよ、それが良くないのは秋田さんあたりが
示しているではないですか、宮本さん。貴方ともあろうお方が。

羽田さんの夢を見たんです。いや、厳密には、何の夢と言ったらいいのか―カシマでの
レイソル戦へ行く夢、かな。立ち並ぶ売店は「本山選手絶賛」やら「小笠原選手御用達」なんて
看板をつけて争ってました。アントラーズは何かタイトルを取っているのですが、
その集合写真で赤いシャツを着ている羽田さんは、これ以上ないくらい憂鬱な顔をして
映っているのです(程度としては、柏キャンプ打ち上げ写真会の聡太さんレベル)
タイトル記念で並ぶその写真を見て、どんどん沈んでいく私。

そこを抜けてたどり着いたスタジアム、両チームの選手が一列に整列しているのですが、
永田さんの姿はありません。出場停止か、干されたのか―宇野沢さんは茶色い髪のまま、
貴章さんは何故かキーパーのウェアを着ていました。それで終わり。私の夢は
逆夢だらけですが、これが何を伝えたいのかは、さっぱり分からないのです。




やぶ |MailWeblog