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Land of Riches
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…プロフェッショナルファウルを駆使するCBは、あまり好きじゃない。
ふと、目をやったナイター中継で、スワローズの五十嵐亮太さんの尊敬対象が智仁さんだと 映った瞬間の心境は、サカマガのアントラーズコーナーで「オフ期間もクラブハウスへ 通うリハビリ組」として羽田さんの名前が挙げられたのを見つけた刹那と同じで、 説明し難く、また、この世のどこにも同じ心境になる人がいない気がするのです。 自分以外の―親によって与えられた(決して自分がつけたわけではない!)名前によって 定義される、一人の人間として以外の何物にもなりえない、この名を冠せられた ある「ひと」として(決して好きで生まれてきたわけではないのに!)苦しみながら生き、 そして死なねばならないのです、私は。いや、他の誰もがそうなのだけれども、 他の人は、それに気づいてない・・・違う、そのことを直視していないから。
こう考えると、私はやはりハイデガーを読まなければならない気がしますよ(苦笑) 今は「空想哲学講義」のしおり代わりに聡太さんの代表チップスカードを使っている ダメっぷりですが。聡太さん、野球場で楽しそうに遊んでいたらしいんですけど?(^^;
何が原因なのか、毎日激しい頭痛に悩まされています。だったら、ブラウザとの にらめっこはやめろと言われそうですが。何が楽しくて生きているのか分からない現状は、 やはり鬱と言い切っていいのかもしれません。土曜は絶対にサッカーを「摂取」せねばと 思うものの、どこへ行けばいいのか分からなかったり。だって、パラグアイ戦だって テレビはつけていても、脳は全くそれを捉えてなくて、実は嘉人さんの幻のゴールを 存在そのものは知っていても、どういう場面なのか分からないって、サッカーファンとして どうなんでしょう。職場のマーキング担当で元プレーヤーの社員さんは、海外サッカーにしか 目を注がず、当然、昨日の試合も見てないのですが、そんな話を聞いて怒る資格は 私にはないのです。私にとって、サッカーは楽しいものなんでしょうか。娯楽なんでしょうか?
全てを見失いそうな恐怖に怯えながら、同時に、そうなってしまったら楽になれるかも、と 淡い期待も抱いている自分がいます。私はどこへ行くのでしょう。分かりません。 これを決めるのは私しかいないのに。私は私。他の誰でもなくて。でも一人では生きられなくて。
私は「何」で、なんのために生きているんだろう…その答えはあるのだろうか…。
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