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Land of Riches
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| 2003年03月30日(日) |
articleは春風に乗って |
両肩と、両腕と、両足に湿布を貼ってます…。
昨日は好天に誘われて、磐田へサイクリングに行ってきました(笑) 桜もいいですが、河川敷を埋め尽くす菜の花(って、これは磐田の風景じゃないか)や 大久保グラウンドの斜面に咲き乱れるたんぽぽで春を感じる私にとっては、 のどかな磐田は絶好の場所。ジュビロードから旧いわしん(いわしんは、そういえば 大きなビルを建てたんでした)という駅前の絶好地へ移転した磐田市の観光案内所で 200円払えば1日(4時間以内なら100円)自転車が借りられます。しかも、YAMAHAの お膝元なので、ただの自転車ではなくてサックスブルーのPASを貸してくれます。 実は借りたのは数年ぶり二度目なんですが、PASも随分と進化したものです。 (機械部分がコンパクトになった)電動自転車、一度乗ると病みつきになりますよ(^^) 停止状態から、最初のひとこぎでぐっと前に押し出される感覚がたまりません。 磐田の街は結構細かいアップダウンがあるんですけど、PASなら全然気にならなくて、 むしろ上り下りがあるのを楽しめます。こんなに書くと回し者みたいですね(爆) でも大好きなんですよぉ、PAS。先日の昇吾さん観戦(笑)でも借りたかったんですが、 雨で断念したのが真相だったりします。天気のいい昼に磐田へ行った時は本当にお勧めです。
ジュビスタは手頃な近さですが、大久保&ゆめりあ(なんと、ゆめりあには電動自転車用の 充電スタンドが設置してあります。それを昨日初めて知りました)は一汗かける距離です。 それでも、自由に寄り道できる利点を生かしながら、行ってきました、菊地さんのデビュー戦。
久しぶりの大久保はすっかり構造が変わってしまって、来場者をカウントしている 警備員たち(練習場にしては結構な数だと思いました)に、ジュビロはお金持ちだなと 思いつつ、それでも接触場所だけは変わってないのを懐かしく思いながら、 きゃっきゃとアップ?する静産大の選手を眺めていました。嘘です、携帯ゲームしてました。
練習試合は30分×3セット、2セット目までは前日代表戦お疲れ様ランニング(ジョグを してる選手へ拍手を送るのは大久保独特かな?)の服部さんと懸命にリハビリ中の 中山隊長を欠くだけのトップメンバーだったんですが…PKで先に失点し、最終盤に 信男さんのゴールで何とかドローを持ち込むのが精一杯というへたれぶり。 いや、表面的なスコアだけじゃなくて、本当にダメだったんです、トップチーム。 攻め手もなければピンチも量産、開幕戦の綻びがそのままといった趣。菊地さんは 入団会見で謙虚な発言をしてましたが、これを嗅ぎ付けたとしか思えなくなるぐらいの 最悪な内容でした。まあ、こんなのは忘れてしまうような光景が“横”では展開しているのですが。
見学席におさまりきらなかったファンは、まだいいんです。だって、サテが試合してる 3本目の途中に帰っていくトップ選手の出待ちをしに、それなり数が席を立ちましたから。 プレスは…1本目、最初サテの若造ども(見に行って思い出したのですが、ジュビロって トップとサテを日本で一番明確に分離しているクラブのような)は見学からスタートして 次にピッチ横でパス練といったメニューだったのですが、試合を無視して菊地さんへ 向けられたカメラが複数台あったのには頭が痛くなりました。3本目になって、 どこからともなく湧いてきたカメラの群れには、観客席もビックリですよ。
ともかく、その3本目ですが、菊地さんは挽地さんとボランチでコンビ、その前に いつのまにか髪を茶色くした成岡さん(心なしか体つきが良くなっていたように見えました)が 陣取るという布陣でした。詳細は公式に書いてあるから省きますけれど(笑)
トップはあんなに点を取る気配がしなかったのに、サテは左からのクロスを原さんが 簡単に叩き込むから、もう何がなんだか…観客も一番盛り上がってました。で、肝心の 菊地さんですけど、特にブランクも感じさせず、いつもの鋭いボール奪取を見せてくれました。 時には怒涛の攻め上がりもあり、審判の股を抜こうとしてやたらびびらせる場面もあり、 ずっと昔からいたような顔をして上がるCBのカバーリングをすることもあり、 どこがデビュー戦なんだか分かりませんという感じです(笑)本当にそのまま。 あと、太田さんの突破が光ってました。しかも菊地さんは太田さんと仲良くなったっぽくて。 もちろん成岡さんとは相変わらずの大の仲良し。試合後に引き揚げる時は菊地さんが 先で成岡さんを待ってるし、成岡さんも取材攻めの菊地さんをしっかり待ってましたし。
大久保グラウンドには開門・閉門時刻というある意味最強の存在があるんですけど、 今回、予想に反して成岡さんのサインはゲットできず菊地さんのだけ手に入れたのは これのせいというか、まだ慣れなくてポイント以外の所でリクエストに応えてしまい 警備員に言われたりしつつ、おそらく取材の前にファンサービスだけは済ませてしまおうという 菊地さんなりの空気の読み方があると思うのです。あの顔で淡々と、本当に淡々と やってました。隣にいた若い女の子が握手を求めた後の一瞬だけ、笑ってましたが。
あ、そうだ、ジュビロの若造は洗濯も一部は自分でしなければならないのですが、 練習後にシャツを脱ぎ捨てた後、みんな半裸で着替えに戻ったのに、菊地さんだけ 視線とレンズを気にして隠してました。ジュビロトートを持って歩いてたり、 なんだかすっかりジュビロの一員になったんだとひしひし感じた一日でした。
さて、筋肉痛は明日来るのかな(微苦笑)
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