Land of Riches


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 2002年10月30日(水)   言霊 

黄色の20番ユニフォームには魂が宿っているとクレイジーなサポーターが
書き込んでいるのを見た時には、笑っていたのに、笑えたのに。

そのモーションは。

>ヤクルトが今週末にも伊藤智仁投手(32)に引退を勧告することが29日、明らかに
>なった。伊藤は24日のコスモスリーグで1年6カ月ぶりに登板したが9球で降板。
>この日、右肩関節脱臼で投球再開まで2カ月と診断された。球団側では伊藤の
>回復を待たずに“決断”する方針を固めた。
>高速スライダーを武器に、平成5年には新人王を獲得した伊藤に、タイムリミットが
>突きつけられた。
>「判断? 今週末にもするつもり。日本シリーズが続けば、その間にも本人を
>呼んで…」東京・新橋の球団事務所で多菊善和社長(66)が下した最終決断だった。
>午前中に都内の病院で検査を受けた伊藤だが、24日に痛めた右肩が一時的な関節脱臼、
>投球再開まで2カ月と診断された。ここまでの2年に渡るリハビリ生活を考えると、
>復活の可能性がさらに遠のくことになったが、多菊社長は執行猶予なしで決断する構えだ。
>30日に32歳の誕生日を迎える伊藤は、自身の去就について「僕に聞かないで。
>わからない」と戸惑い気味。球界屈指の高速スライダーを誇った右腕が、
>人生の大きな岐路に立たされた。

またしても智仁さんがYahoo!トップへ登場しました。やはりサンスポです。
野球界は壊滅状態、もはや勝負になっていない日本シリーズなど、陰が濃いのですが。
分からない、という言葉が智仁さんらしいと評するのは酷すぎるけれど、今の私には
そうとしか言えません。我が家では古田さんのNステでの解説が高く評価されてますが、
ユニフォームを脱いだ後、現場(コーチなど)なりネット裏(解説者など)なり
野球に関わる仕事を続けるのは容易なことではありません。サッカーより受け皿が
大きそうですけど、アマとつながっていない分、むしろ小さいかもしれません。
…興津さんが少年の心を忘れないでエスパルスのスクールで頑張っている話、
嬉しかったですよ。ああ、大三らしいな、って。西ヶ谷さんも、幸福な方ですよね。

>AFC U-20: Nagata semis hero as Japan win shootout (注:タイトル)
>
>Mitsuru Nagata scored the vital spot kick in Japan’s 4-2 penalty
>shootout win over Uzbekistan in a thrilling AFC U-20 Championship
>semi-final in Doha on Tuesday.
>The ice-cool defender sweetly struck Japan’s fourth spot-kick
>past Uzbekistan ‘keeper Ignatiy Nesterov, although Nagata’s
>opportunity to write the headlines was set-up for him by Eiji
>Kawashima, who had superbly saved the Central Asians first two
>penalties.

いやぁ、Nagataの文字が一時とはいえAFCのトップへ躍りましたよ!(笑)
そして本文は…もはや何も言うまい(爆笑)冷静な読み―などは、日常的に彼の
形容として用いられていますが、コレは絶対に違うでしょう(核爆)確かに、相手へ
肉弾戦を挑みまくる角田サマはhotだけれど…ぎゃぁ〜〜〜っっ!!(訳もなく完全崩壊)
他に、坂田さんのゴールに絡んだ選手だけでなく、惜しいシュート(今野→阿部)の
記述があったり、なんか不思議な感じ。ちなみに写真はセーブする川島さんと、
勝利決定に駆け出す大久保+茂木etc.です。ファイナルの相手は韓国ですよ!

日本シリーズのあおりも食って、名古屋圏での放映は90分遅れ。信じていたけれど、
画面を見ながら「ああ、本当はもう…」と思うことしきりでした。ウズベクはやはり
体躯に恵まれており、角田サマがタイマン勝負で手一杯なのを見て青ざめたり。
(いや、角田サマ的には、ようやく相手になる相手が出てきたともいいますが)
菊地くん、そして永田さんは厳しいな、と思ってました。そんなことでは韓国も
長身揃いらしいのにどうするよ、という感じですが。中盤では大悟さんの浮き球に
惚れ惚れしました。誇示しているわけではないですが、風格を感じます。自分は
J1クラブでも牽引者である、という。トップは一番結果を出している坂田さんと
ようやく上向いてきた(?)阿部くんでしたが、阿部くんが矢野くんと代わったのには、
身体能力には身体能力しかないのか、と思ったりもしてました。とにかく取られた
あのシーンの隙だけは憎いし、攻めまくっているのに点が取れないのが歯痒かったです。
成岡くんは相変わらずの好調のようでしたが。今後、レベルが上がるにつれ、
チャンスの数は減っていくでしょうから、決定力を上げたいところです、本当。

で、PK戦になりました。川島さんがガーディアンとして2本止めたことが全てであり
他に何を語れという感じですけど…LRは心理状態の記録なので、一応。

1人目=角田サマ、堂々とど真ん中に蹴り込む。
(妥当な人選だよね。にしても、髪型がみつるんに似てるんだよなぁ)
2人目=キャプテン今野、冷静に決める。
(コンちゃん最後じゃないの? メンタル信用されてない? 最後は誰? まさか…)
3人目=成岡くん、左端を浮き球で狙うもセーブされる。
(え、ナル?! わー、外しちゃった…なんでナルなのかなぁ…(しゅん))
4人目=坪内さん、きっちり決める
(ここはツボか徳永で…あ、ツボだ。ツボもキャプテン経験者なのかな?)
5人目=永田さん(以下略)
(うわー、マジかよー! 大熊さん何心中してるんだよー!!)

角田サマは3年時にユースでプレーしていれば主将だったでしょうし(実際はラインの
統率も松本さんがやった)坪内さんは大谷圭志さんがケガで離脱していたため、
前育の代理キャプテンをやっていました。成岡・永田は学校で主将経験があります。
初動で相手GKの逆をつき、インサイドキックで冷静に流し込む(グラウンダー?!)、
その軌跡には、角田サマや成岡くんのキック同様、永田さんらしさを強く感じましたが、
まさかその蹴り方が「韓国vsスペインのミョンボ様とそっくり」だとは、指摘を
見るまで気づきませんでした。不覚なのかどうなのか、それすら分かりません。

もちろん、ナガタミツルはナガタミツル以外の何者でもないのですけれど。

追記:AFC・U-20選手権はずっとミュートにして見てます(苦笑)
しかし、今年の日本シリーズはジャイアンツが強いのかライオンズが弱いのか…。


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