|
Land of Riches
Index|Before|After
…野球派で基本的にサッカー音痴の親父に「日本弱いな〜。後ろにボールを回してどうする」と 言われました(泣)わ、私だって見てて悲しかったですよ…まずフィニッシュまで行かないし。 「期間限定エセ市川マニア」(今回のワールドカップ期間中はこれで通そうかと思います)としては 玉虫色と報じられた髪がグレーだかシルバ−だかで案外まとも(ベリーショートだし)だったのが 救いで、もちろんもっともっとも走るところ、クロスをあげるところを見たかった、のが本音。 本番ではよろしく頼むよ!小野右サイドに歓喜する解説陣を見てブルー入りまくり…というか1試合で右から左は酷いです。
今日一番感動したのは、日本の得点でベンチメンバーに「点入ったぞ! 喜べ!」と ハイタッチして回る隊長のお姿。これまでの代表チームはライバルを内包してましたが (今もその部分はありますけど)23人決まった以上は一致団結して闘わなければ ならないファミリーなんだ、とサブメンバーあるいは下がった選手へ 体を持って示していたあたり、さすがチームの牽引者だと頭が下がる思いがしました。
ま、壮行試合のことはこれくらいにして(一応、天覧試合だったのに…) 本屋へ行くと把握不能なぐらいサッカー本があって、エセ市川マニアとしては 彼の記事だけは頑張ってチェックしてるんですが、彼の次(らしい)に期待の 小野さんはもう追いかけきれませんね…海外組への期待高すぎ…しょうがないか…。
その中で、昨日某鹿系MLで回ってきたキャプテン翼増刊、最初は立ち読みで済ませたのですが、 電車の待ち時間が中途半端にできてしまったので、結局安さもあって買ってしまいました。 巻頭の「翼たち日本代表黄金世代vsオランダ」に関しては、何も言うことはありません(笑) いや、これを原作にしたフル代表バージョンアニメができるって…うわぁ…。 あとは名波(切ない…)・森島・浩二・アレックス・森岡・チェヨンスの物語。 やはり事実は小説より奇なりというか、胸に迫るものがありますね。 それぞれ思うところがあったのですけど、ネタバレしても仕方ないので一つだけ。 浩二王子のマンガの中に“コンフェデ杯のカメルーン戦で横断幕が一つもなかったこと”に 対して、彼が“熱くなる”シーンがあるんですけど、何もこだわらなさそうに見えて 結構細かいこと(?)気にしてるんですね。ちょっと意外。
あと、昨日LR付け忘れ(…)で残念ながらWEBからは消失してしまったんですけど、 昨日付サンスポの「中田浩二の矜持『サインは断らない』」は本当です。太鼓判押します。 いわく、自分が幼少の鳥取在住時代、選手と接することなんてできなかった(彼は鴎ファンだった)、 サインとか持っている人が羨ましかった、だから自分がする立場になったらちゃんとしよう、 というわけなんですが…他のチームにもいるとは思うんですけど(多分、鯱の岡山さんもそう) 私、浩二王子がファンサービス断っているの、一度も見たことありません。 夏休みの、人垣が凄まじい時でも、スタンプ顔と言われつつ(苦笑) 淡々とすべてのリクエストをこなしていました。これは、誇ってもいいことだと思います。 いや、本来は…理想的にはそれが“当然”であってほしいのですが、 選手自身の都合もあるでしょうし、ファンと接していく間にいろいろと心に傷がついた 人もいますし、一概に拒絶する人を責めることはできません。少なくとも一回ぐらいでは。 (初対面で断られるとかなり印象悪いんですけど―でもファンサービス嫌いです、と 公言するような選手のファンではありたくないですね…残念ながらそうはいってないのですが)
古い話ですけど、本山さんが「早く帰らないと寮のおばちゃんに怒られちゃうんですよ〜」と 走り去った後、浩二王子が悠然と全リクエストに応える姿を見た時には “この人は寮で夕ご飯食べないのか?”とさえ思いましたよ。 ま、真相は本山さんが軽やかなフェイントでファンを振り切った、というとことでしょうが。
…とかなんとか言って、私、浩二王子のサインとか写真ほとんど持ってないや。 なんかもらったのは、ほとんど全部譲ってしまったような気がしますし。
今回のタイトルは浩二王子のマンガのタイトルです。王子の少年時代の夢は、 プロサッカー選手でもなく日本代表でもなく「ワールドカップ出場」。 その夢が叶う日は…もうすぐそこまでやって来ています。 鹿の王子として(微笑)素敵なパフォーマンス見せて下さいね。 それが次の夢―たとえば海を渡ることとかにつながっていたとしても、 応援してますから。…今更ですけど、やっぱり応援しているチームから たくさん代表選手が選出されているのって嬉しいですね。うん、本当、今更ですが。
明日はアズーリに挑む“若き”鹿のミッドフィールドが本当に楽しみです。 結果じゃなくて、過程でもなくて、“空気”を感じてほしい…。
最近よく思うんですけど、ワールドカップ本番って、スタジアムの空気が震える気がするんです。 トゥールーズの記憶が強すぎるのかな―ピッチでボールが駆け巡り、観客はざわめき、 スタンドは揺れ…これは他の試合でもあることですけど、ゲームを包む空気自体が “震えている”のはワールドカップだけじゃないでしょうか。 …他の世界大会(オリンピック・ワールドユース)見てない身じゃ言いきれないか…。
マンガと分かっていても名波さんの2002年バージョン「10番」は切なすぎました…「蒼き炎を継ぐ者」は現実では別の人になりましたが。
|