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Land of Riches
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やっぱりなんでも書いてみるものですね(笑) 高林さんの血液型はA型らしいという情報をHさんからいただきました♪ ありがとうございます―というか筑波サイト回れ、という感じですが(苦笑) 本当、「ラ・マルセイエーズ」について延々と読みふけっているぐらいなら、と 我ながら思いました。読んでいる過程で得た知識もいろいろ面白かったんですけど。 たとえば、作者は単に(フランス革命とは直接関係のない)進軍歌を作ってくれ、と 言われて一夜にして書き上げたこと、彼は穏健な立憲君主制を望んでいて 「ラ・マルメ・マルセイエーズ」(マルメ=英語ではアーミー)が民衆の熱狂と共に 意味を変えていくのを苦々しく思っていたこと…などなど。
Sさん情報で昨日深夜というか今朝早朝にワールドカップ・アメリカ大会のプレイバック (もともとハイビジョンでオンエアされたもの)をやると知らされて、 羽田ファンでありながらバレージのラインディフェンスを見たことない者としては たとえ丸山さんのゴルフ(あれもあれで偉業なんですけど)を前に挟まれても チャットしたりして頑張って夜更かしして見ましたよ。準決勝と決勝。 準決勝のブルガリアvsイタリアとスウェーデンvsブラジルが約30分、 決勝のブラジルvsイタリアが約1時間(延長前半なんかまるごとハサミ入ってたし)と ダイジェストもいいところで、結局アズーリのDFで目に付いたのはバレージではなく マルディーニだったり(でも最後のPK外すのはちょっと見てて辛かった)、 それよりも準決勝でいとも簡単にゴールを奪うバッジオに「なんでそんなイージーに 点が入るの?! どっか(…)のFWに教えてやってくれ!」と思ったり、 やっぱり(…)アズーリよりセレソンの方が印象的で、その理由が 異常に(後の)Jリーガー率の高さにあるんだと気づいたり、 (中継ではジョルジーニョはベテランと呼ばれてました…その人を鹿島は…) なんかドゥンガ様「闘将」のイメージと違う、と思ったり…。
まあ鹿島ファンとしては必然の結末だと思われますが、一番イメージが変わった人は ベベットですね。後に来日して、アントラーズから競争原理というプロクラブの「常識」を奪い、 それを嘆いた鹿島サイトマスター有志(私も一応発案者の一人…)に“あのバナー”(後註)を 作らせたストライカー。見てて、このベベットなら欲しいと思いましたし、 ベベット鹿島在籍当時に、どなただったでしょうか、「昔はいい選手で好きだったのに…」と ぼやいていらっしゃった理由を今にして、ようやく、やっと理解しました。
今夜はノルウェー戦ですけど(苦笑)NHKではプレイバックも最終回、フランス大会をやります。 あの決勝は私も見ました。決勝会場を埋め尽くす観衆の大半が「ラ・マルセイエーズ」を 大合唱する異様な雰囲気。それはどこかのパラレルワールドへ続いているのですが(苦笑) あの時も、かのプラティニは国歌を歌わなかったそうですし、Bluezの中にも 強い政治的信条から決して「ラ・マルセイエーズ」を口にしなかった選手がいたそうです。 (これも上に書いた検索もろもろで知ったこと…) しかし、シャンゼリゼ通りに集った100万を超す民衆の大半は祝祭としてやはり 「ラ・マルセイエーズ」を何度も歌い…フランス国内でも論議を呼ぶ歌詞ながら、 あの歌は、人々のスピリッツ、特に闘争心と勝利の余韻に対して強く働き掛ける メロディを持ち、それは作曲者が一夜にして作り上げたエナジーの反映でもあるのです。
…日本代表には…とりあえずこれ以上離脱者が出ないことだけを祈ります…。
※あのバナー 「増田忠俊をもっと見たい」「熊谷浩二をもっと見たい」「平瀬智行をもっと見たい」 「本山雅志のプレーが見たい」という4つのコピーがぱらぱらと変わっていくだけの シンプルなバナー。鹿島サイトのみならず、多くのサッカーサイトから賛同をいただきました。 決してネガティブなキャンペーンではなく、(当時の)鹿島には試合に出ている選手よりも もっと可能性のあるプレーのできる選手がベンチで埋もれてしまっている、 それを活かすべきだ、それが見たい、という前向きな取り組みでした。 ちなみに、本山さんだけコピーが違うのは、当時サテライトの試合よりも スポンサーの営業を優先させられるという、試合出場経験という サッカー選手として何よりも重要であるはずのファクトをフロントの意向で 奪われていたことに対する、本山ファンの強い怒りが表れています。 今となっては笑い話ですが、当時はハーフタイムにサブメンバーでボールを回す 本山さんを見て「ベンチに入っている姿を見られるだけで私たちは幸せなんだ」などと 冗談でも何でもなく言っていたのです。なかなかベンチにも入れなかったのですよ…。
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