anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2005年03月10日(木) ふぁいばー。
ある方の日記を読んだ感想。
いわゆる日記読み日記、ですね。
(「ある方」をクリックすると、その日記に飛べます。
 …例によって例の人ですがーv)



自分の意志というものを決定するときには
必ず外部から与えられる情報を根拠にしているものであって
それがあまりに漠然としていれば「直感」だとか表現もするけれど
そこに、相手(もしくはそれと接触している何者か)からの情報が
全く欠如している、ということはありえない。

少なくとも私はそう思っているわけで。

自分の思考の根拠だから、他人に強制するつもりはないのだけれど
なんとなく思ったので、少し。

その「外部からの情報」が判断の根幹をなすものである限り
「気を引こう」「嫌われよう」とする相手の意志は
充分に影響があるような気がする。
例えそれが逆効果であろうとも、ね。
全くの無になるってコトはありえないでしょう。

あなたの感情を操っているのはあなた自身に見えますが
決してそうではなくて、それだけじゃなくて
そのあなた自身は、外部から与えられる情報に操られているんですよ。
きっと。
その膨大な情報の、どれを取り入れ、どれを棄却するかというところに
あなたの意志が働いてはいるのだろうけれど
あなたの意志だけで決まっているものじゃない、と思います。

嫌われようとする相手の行動も
そう見えて、実は逆効果を狙っているのかもしれませんし。
…なんて、性格の悪い私は深読みをしてしまうのです。

とはいえ
「彼」はそんなことは百も承知だろうし
その上での発言だと思っていますが。


「彼」についての考察(というほど大袈裟じゃない)。

きっと、幼い頃から、「大人びてあること」を意識してきたんだろうな、と。
まあ、本人は無自覚であったかもしれないけれど。
きっと、親だったり、周囲にいる大人だったりが「立派」な人で
それに対してどう動くか、どう論ずるか
そんなことを常に意識してきたんじゃなかろうか、と。

そして、そんな自分を誇らしく思うと同時に
本当はとーっても自虐的だったり自信がなかったり…?

だから、彼の思考の根拠は「自分」であると同時に
「自分に対する反論」でもある、気がする。

だから、筋が通っている(ように見える)んだろうなあ。
根幹が自分であり、また自分への反論であるという一点において
常にそこだけは曲がっていないわけだし。
(でも要所要所の詰めが甘いのは自分に甘いから?)

まあ、彼のことを「こうだ!」と断言して語れるほど
深く知っているかどうか、はわからないのだけれども
付き合いももう1年以上になってきたわけで(長いですねチャボさん)
…基本的な思考が、よく知っている誰かに似てるから
なんとなく把握しやすい、気がします。

「林檎」に似てるんだ、きっと、その、論拠が。

ああ、だからかな。
彼の論拠の矛盾を容赦なく突き崩したい衝動に駆られるのは。
(そして衝動を抑えきれてなかったりする。しかしまだ手加減はかなりしてる)
私は、心の中で、ずっと、「林檎」に反論したかったんだ。
それは違うよ、って。
ずっとずっと、出来ないままだったから。
(最近は結構言ってる気がします)

それと同時に、自分にも似てる気がする。
彼に意見を伝えることで(それが賛成であれ反論であれ指摘であれ)
自分の頭の中を整理しているんだなあ、と。

イイ勉強相手に恵まれたかな、と思ったりもする。

男性としてどうしても意識が出来ないのは

結構似ていて、共食いになっちゃうからかなあw
食中りしそうだし、ね。
食ったら最後、ものすごい勢いで下しそうだ(なにをだ)。

よし、彼を「Kyo Sasakiの食物繊維」と名付けよう(全くもって意味不明)。

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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