anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2004年06月29日(火) 19のKyoには似合わない。
アクセサリーが好きなのは
お手軽に自分を変えられるから

気分によってころころチェンジ
今日は少し大人な気分
明日は少し子供な気分

安物ばかりが並ぶ中で
たったひとつのホンモノ

19の誕生日にもらった
アメジストとダイヤのプチネックレス

「ゴールドなんて似合わない」
そう言って拒んだ私に
「似合うようになってからつけてよ」
ちょっと笑って押し付けた彼は

もう護るべき誰かを持っていて
それがほんの少し羨ましい

幸せであれって
心の底からそう思う
世界中の人々が
なんて大それたこと願えないから
せめて
私に関わる人たちは。


先月行われた友人Tくんの結婚式。
私と「当時の彼」の共通の友人で。同じクラスだった。
Tくんは「当時の彼(以下シロー)」の結婚式に呼ばれていたらしいので
お返し(?)に彼を呼んだそうだけれど
そこでふと気がついたらしい。

いつもありがとうございます

というわけで呼ばれなかった私だけど
(というか女友達は全員呼ばれなかったらしい。
奥さんの手前もあるのだろう)
シローは結婚式の直前にドタキャンしたようで…。
「それならKyoさんを呼んでいればよかった」とTくん。

Tくんの結婚はある程度予想できたことだったけれど
シローの結婚は、正直驚いた。

シローは、私をはじめ、高校時代の友人達を
「なかったもの」として葬ろうとしていたから
当然音信は不通だった。
でも、人伝にでも話を聞いて、嬉しかった。
幸せになれよ、って。

まあ、もうありえないとは思うけれど
いつかまた、昔のようにシローとお酒を飲んだら
「私だって幸せだもんねー」と言えるように
遠回りした分今は精一杯幸せだと誇れるように
シローに私という存在がいたことを後悔させないように

出来る限りのことをして生きていこう。

それがきっと、出会った人々への最大の恩返し。
よね?

My追加

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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