罅割れた翡翠の映す影
目次|過去は過去|過去なのに未来
その仕事に適正があるないってのは、どうなんだろう。
いっこ上の先輩が、 『俺、この仕事向いてねーのかなー…』 なーんて言ってたから。 『誰にも向いてる向いてないなんてありませんよー♪ それに先輩はしっかりやってますって!』 …などと適当な事を言ってしまったり。
極端な体質や性格の問題が無い限り、向き不向きなんか無いとは思う。 思考と妥協、そして努力…そんなモノが必要ではあるけども。 僕だって無茶苦茶不器用だけど、先輩と遜色無い結果を出せる施術も身につけた。 まぁ他人と比べるのは無意味だけどさ。
向いていないというなら、寧ろ僕の方だろうね。 というより、本来この仕事に就く事は許されていない。 剃刀や鋏を持っていつ人事不省になるか判らないから。 それでも健康診断パスするのはあまりに簡単。 野放し危険人物…。
最近、僕がこの仕事本当にやりたいのか疑問に思う。 ってか、この時期誰でも思うらしいんだけどね。 未来を見てる余裕が無かったって事だと思う。 ヴィジョンがしっかりしてれば、僕は迷っていない。 多分、どこまでも突っ走ってる。 向き不向きなんてお構い無しで振り切ってる。 今までと同じように。
現実と現在を確認して、未来をもう少し考えないと。 そんな風に考えた。
…でも今考えてるのは、一番近い未来。
…夕飯、何にしよう…(まだ食べてないのぉお)。
|