罅割れた翡翠の映す影
目次過去は過去過去なのに未来


2001年11月05日(月) 眠り神

いろんな事が在り過ぎて、眠い。
ずっと誰かの腕の中で眠っていられたなら、自分的には幸せを感じる。
同じ様に心を患った人間は、眠るのが恐いと言うけれど、
僕は眠る事が一番の安息。
やっぱり暗闇が大好き。

暖かな、誰かの体温に包まれて眠れたなら、
多分それに永遠を求めてしまう。

彼は、眠れるのかな。

僕の腕の中で微睡んでいたけど。

辛い現実を夢にまで持ち出され無い様に 、
闇に意識が落ちない様に薄目を開けて、
現実と向き合わざるを得ないのかな。

僕は、彼を眠らせてあげられたのかな?

無理をした、彼の笑顔。
自然に浮かんだ、彼の微笑。

僕を生贄に捧げ可能な事ならば、
何だってしてあげられる。

あの笑顔の為に。
まだ見ない、安らかな眠りの為に。
眠り神よどうか、
彼の激しい時の流れに、
一時の安息を与えてあげられるように。


Jade |MAILBBS

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