昨日の七夕は、午後から祖母の病室で付き添うと言う形で今朝まで続き、 星を見るなんて余裕は結局なくなった。
呼吸困難になり、心臓発作を起こし、それでも自発呼吸ができるほどに回復をした祖母。 意識はとうの昔になくなっていると言うのに、 その生命力の強さに感動する。
昨日の昼頃、自分の体を見て醜いとつぶやいていたことが、 どうでも良くなるくらいに、祖母のボロボロのチューブだらけの体は美しかった。目を閉じたしわくちゃの顔は神々しかった。
小さな私の腕の中にもすっぽり納まりそうなほど小さな体は、 もう頑張らなくても良いよ・・・ と言葉をかけたくなるほどにけなげで儚い。 でも、手を差し伸べられないくらいに力強い。
誰かが書いた1枚の短冊に 全ての想いがこめられてベッドの端に結ばれた。 こんなに強く願い事のできる七夕は、一生に何度も無いだろう。
生きるって、理由なんて要らないのかもしれない。 無心でいれば美しいのだと・・・
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