J (ジェイ)  (恋愛物語)

     Jean-Jacques Azur   
   2004年10月23日(土)    オレの事、勘違いしてないか?

J (3.秘密の恋愛)

8. 誤解 (9)


「ま、おじさん、工藤さんはそんなんじゃないですっ、」

とレイは顔を赤らめ間を置かず打ち消した。
強い口調で、しかし、顔は照れ笑いしながら。

私は、、、。
何とも言いようがなく笑ってる。(しかなかった。)

(だけどなぁ、“そんなんじゃない”ってのもなんだかなぁ。)


おじさんは「そうなの、?」とレイに向かって確かめるように言い、
そして私に向かって、
「いや、これは失言、失礼しました。」と言う。

私は、ただひと言、「いえ、」と答えました。

おじさんは続けて言う。
「そうか、てっきりレイちゃんの、と思ってたよ。
 このテーブルでレイちゃんの横に座ってるものだからね。」
「ブブー、それは勘違いでしたー。」とレイ。

(レイちゃんの、何だ?、やっぱり、レイちゃんの恋人?、とか?)


私はきょろきょろ周りを見渡す。
そう言われてみるとなんとなく視線を感じる。
もしかして、?

もしかして、ここに来ている人達ってみんな。
オレの事、勘違いしてないか?
レイちゃんの恋人とか、彼氏とか。


あり得る。
それはあり得るぞ。
なんたってレイの姉夫婦の前に、だ。
レイと並んで座ってる見知らぬ男。

それって知らない人が見ればやっぱり。。
おいよぉ、レイちゃん、そりはまずいんじゃないか?

んで、んで、君の本当の彼氏はどこに行ったんだい?!

・・

そうするうちに今度はレイの父がやってくる。
おじさんは座っていた場所をレイの父に譲りその場を離れる。

レイの父は私に話しかける。


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