J (ジェイ)  (恋愛物語)

     Jean-Jacques Azur   
   2004年06月26日(土)    結婚など許すものか。

J (3.秘密の恋愛)

7. 葬式 (11)


だが。
気になるのはレイの彼氏だ。
その男も同席するのだろうか。

結婚を前提として付き合っているのならば、同席、だろうな。
結婚の約束がなくても、親公認になっていれば、同席、か。
まだその関係が家族に認められていなければ、同席しない、な。

レイとレイの彼氏はどの程度の関係なのだ?

そんなことよりも、そいつはここにいるのか?


私は横を向き親族の方を見る。

身内の側にはいそうにないな...。

私は首を曲げて横や後ろを見る。

うむむ。
あいつか?
それとも、あいつか?

どれもぱっとしない野郎ばかりだな。
こんな奴らじゃ俺はハンコを押さないぞ。
結婚など許すものか。

しかし。
いったいどいつなんだ...。



そうこうしているうちに親族の焼香が始まる。
仏様に近い順にふたりづつ。

レイは。
弟と一緒に焼香した。

涙。


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